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UMA研究家の中沢健さんが、2023年の未確認動物ニュースを振り返る。
目次
2023年は普段はUMAから縁遠そうな、水族館やBEAMSといった場所でUMAがフィーチャーされた企画がいくつも開催されたことが印象的だった。BEAMSで行われた「となりのUMAランド祭」には筆者もスタッフとして関わっているが、お洒落なイメージの強い場所でUMAの企画をやりましょうという話が出たことにも驚いたし、集客的にも大成功であった。
呪物や実話怪談といった近年のオカルト界の人気者たちと共にUMAも紹介された「都市伝説展」のヒットも見逃せないトピックス。未確認動物に関心を持つ層が実は多いことがわかる。
四国水族館 特別企画展 「四国のUMA(未確認動物)たち ~河童・人魚・ツチノコの謎に迫る~」
https://web-mu.hssvr.com/column/24290/
https://shikoku-aquarium.jp/news/archive/607/
となりのUMAランド祭
https://www.beams.co.jp/news/3661/
1972年以来となるネッシーの本格的調査がこの夏に行われたことは(一般メディアでも)話題となった。ネッシーの調査は過去にも幾度となくチャレンジされてきたし、今回の調査がこの50年では最大規模の捜査であったと言われるとUMA研究家としては疑問もある。しかし、多少は大袈裟に言ったほうがメディアも食いつくのだろう。ネッシーに大きな注目を集めるためにはこれで良かったのだと感じた。
岡山県「圓珠院」が所蔵していた人魚のミイラの正体が科学的調査によって判明した。残念ながら(大方の予想通り)人工的に作られた物ではあったのだが、多くの人が予想し、人魚ではない否定材料として指摘されていた「サルの上半身と魚の下半身をつなぎ合わせた物」ではなかったのは興味深かった点である。

ネッシーやオゴポゴのような水棲獣UMAが撮影された写真は数多く存在するが、頭部がハッキリ写った写真が撮影されることは非常に稀だ。7月に撮影されたテッシーの頭部が捉えられた写真は、UMA史に残る名写真だと言えるだろう。
UMAファンの間では「伝説」となっている1枚の写真がある。1969年4月15日にノルウェーの漁船がソナーで感知した「首の長い恐竜のような生物の影が海底を歩いている」写真だ。あれから50年以上の時が経ち、今度はアメリカのシャンプレーン湖でソナーがプレシオサウルスに酷似した姿を捉えた。シャンプレーン湖はUMAオゴポゴが生息しているという場所。この写真も後世に語り継がれる伝説となるはずだ。
日本を代表する獣人UMAヒバゴンの足跡(の石膏型)は長い間、地元の警察署で保管され続けてきた。それが観光協会へ寄贈されることになり、ヒバゴンが目撃された西城町では、再びヒバゴンに熱い注目が集まった。もう50年近く目撃はされていないが、またヒバゴンが目撃される時もやって来ることを期待したい。
中沢健
作家、UMA研究家。UMAのお土産を集めるのが最大の趣味で、町興しや観光に利用されているUMAが特に好き。
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