本物認定されたUFO映像=未確認航空現象「UAP」の謎/並木伸一郎
米海軍公式報道官が〝本物〟と認めたUFO映像を解説するとともに、未確認航空現象「UAP」の謎に迫る。
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エリア51の秘密を暴露する新たな証言者が登場した。軍産複合体の管理職だったというこの男の正体、そして彼が明かした真実とは――!?
いまだに新情報の噴出が続く「エリア51」。今度の証言者は、かなり高い地位にあった軍産複合体の元関係者だ。彼は、あのボブ・ラザー博士の証言を100パーセント支持すると表明するとともに、同博士の発言を裏打ちするに十分な体験を持っている人物と説明されている。
その人物とは、アルフレッド・オドネルという男性だ。すでに他界しており、肩書はエリア51の「元ヘッド」としか記されていないが、同基地で行われているプロジェクトと深い関係にあった「EG&G」という防衛関連契約企業の管理職として、施設内にほとんどフリーパスの状態で出入りしていたという。
今話題となっている海外メディアによるインタビュー記事で、彼はかつて米ニューメキシコ州で墜落・回収されたという円盤、さらには生きた状態で運ばれてきた乗組員が“保管”されているという話に言及している。

映画監督ジェレミー・コーベルと組んで、あのTicTacビデオを世に暴いたジャーナリスト、ジョージ・ナップによれば、オドネルはコーヒーを飲みながらかつての極秘情報を次々と明かしてくれたという。墜落機体を利用したリバースエンジニアリング研究の話、そして生きた状態で運ばれてきた“それ”が容器から逃げ出した時の様子など、懐かし気な口調で詳しく語っているのだ。
同記事には「death bed confession(死の床での証言)」という表現が何回か登場する。これは英語圏でよく使われる言い回しで、宣誓証言にも匹敵する価値が認められるようだ。その一方で、オドネルは自身が関わっていたという業務を裏付ける物証を何も持っていない。
また、オドネルはアニー・ジェイコブセンというジャーナリストとのインタビューで、とんでもないコメントを残している。1947年のロズウェル事件は、子供のように小さな体格の宇宙飛行士を搭乗させた旧ソ連の実験機だった可能性があると語ったのだ。しかも、このプロジェクトの背景には、かつてナチス・ドイツで「死の天使」と言われた医師、ヨーゼフ・メンゲレが深く関わっていたという。
しかし、この発言に関しては、前述のナップがさまざまな調査を行い、事実ではないことを確認している。ナップにしてみれば、こんな発言をする人物がディスインフォメーション工作と無関係であるわけがないという読みがあったのではないだろうか。そのあたりもすべて含めて、オドネルの正体を確かめるためにインタビューを行ったという読みが立つと思うのだ。

筆者が初めてエリア51を訪れたのは、もう25年以上前になる。当時はまだCIAもその存在を公には認めていないが、基地から最も近いレイチェルという町にある名物カフェ『リトル・エイリアン』には、有名な陰謀論者たちが出入りしていた。以来、並木伸一郎先生の取材のお供で何度も訪れているが、そのたびにいわゆる“内部告発者”からアプローチを受けたのを覚えている。当時と比べると、次々と暴露情報が飛び出す現状は、まさに隔世の感がある。
ボブ・ラザー、アルフレッド・オドネル、ジェレミー・コーベルとジョージ・ナップ……。さまざまな立場の人間を巻き込みながら、エリア51神話は続いていく。CIAが存在を認めてからちょうど10年が経過した。すでに亡くなっているオドネルの話が今、このタイミングで話題になるそれなりの理由があるにちがいない。神話も新しいチャプターへと進みつつあるのかもしれない。
宇佐和通
翻訳家、作家、都市伝説研究家。海外情報に通じ、並木伸一郎氏のバディとしてロズウェルをはじめ現地取材にも参加している。
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