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日本全国で目撃される「ツチノコ」は実在するのか? 未確認動物とすての特徴を総まとmYouTube企画「オカルト一年生」レポート!
目次
幻の蛇「ツチノコ」の正体は? 普通の蛇やトカゲの見間違いなのか、伝説の妖怪のような存在なのか?
日本全国で目撃され、はたまた捕獲したという記録もあるけど、いまだに「未確認動物」。
ツチノコの正体を生き物として考えてみよう。
未確認動物、怪しい蛇として全国各地に生息するツチノコだが、毎年、捕獲イベントを実施している地域もある。

岐阜県の東白川村は毎年5月3日に「つちのこフェスタ」を開催。コロナ禍で縮小していたが、2023年は人数限定で開催された。限定といっても2000名の参加枠がすぐに埋まったほどの任期イベントだ。村の人口が1933人なので、ほぼ同じ人数がつちのこフェスタに参加したということになる。通年だと4000名が参加したというから、ツチノコ人気、おそるべし。
東白川村「つちのこフェスタ2023」の生け捕り賞金は131万円。これは初開催の1989年では100万円の賞金で、そこから毎回1万円ずつキャリーオーバーしている金額設定。毎年、残念ながら捕獲には至っていないので、翌年に賞金が繰り越されている。


また、東白川村には「つちのこ神社」がある。なんと、そのご神体はツチノコの亡骸。厳密にはツチノコの死体を埋めた場所の土だそうだ。
実際、ツチノコは、ただのレアな蛇というだけでなく、妖怪や精霊や神様のような側面もある。奇妙に太い蛇を見つけても言ってはいけないとか、ぶつかられると不幸な目に合うといった伝承も多く、「祟る蛇」という側面もある。また、古事記や日本書紀に記載がある「野槌蛇」(野山の神)との一致も指摘されることも多い。ただ、今回は実体があって捕獲できる、生きもののツチノコについて解説していく。
さて、賞金131万円で驚いていてはいけない。
新潟県の糸魚川でも「つちのこ探検隊」というイベントが毎年開催されているが、その賞金はなんと、1億円である。

そんな高額の賞金になると、見つかると思っていないのではないか、と現実感が薄れてしまうが、このイベントには実に21社のスポンサー、協賛が名を連ねている。1億円の根拠はあるわけだ。
もちろん勢いだけの企画ではなく、現地では具体的な目撃例や撮影事例もある。今年は5月27-28日に開催されるが……いよいよ1億円がリアルに動くことを期待したい。
このように、ツチノコといえば賞金というイメージがある。
こんな手配書を見たことある人も多いだろう。

これはツチノコ捕獲を目的としたグループ、ノータリンクラブが1963年に作ったもの。ツチノコ賞金の最初期の例で、賞金に西武が協賛したことで金額がアップした。
ノータリンクラブは、釣りの旅エッセイで知られる作家の山本素石が結成したグループ。山本素石は釣り仲間と一緒に各地の「太い蛇」の情報を集めていて、釣り雑誌で発表していった。
山で暮らす人や釣り人からすると、普通の蛇や動物は見慣れている。その知見をもってしても、どうも見慣れない、異質な太い蛇がいるな……という情報を全国の釣り人に求めたところ、各地から様々な呼称の「つちのこ」情報が集まってきた。
であれば、これは伝説の存在や見間違いなどではなく、「奇妙な蛇が全国各地にいるはずだ」となって、全国的に目撃や捕獲の情報を呼びかけることにしたのが、上記の手配書だ。

このあたりの顚末はこの本『逃げろつちのこ』にまとまっている。
さらに、1972年になると田辺聖子さんが小説『すべってころんで』を朝日新聞に連載。ツチノコ捕獲に夢中になった作家、山本素石をモデルにした作品で、朝ドラにもなって全国に「ツチノコ探し」がますます広がっていった。このツチノコブームによって、各地の郷土資料などからも「これもツチノコでは?」という発見が進み、メディアで紹介され、逆に言えば、ツチノコの実像は複雑でとりとめのないものにもなっていく……。
ともあれ、ツチノコのブームは、オカルトとか超常現象とかの分野ではなく、釣り人を中心に「生き物探し」として広まったもの。ちなみに「釣りキチ三平」の矢口高雄先生も「バチヘビ」というツチノコ捜索漫画を描いている。
ではツチノコとはどんな生物なのか、特徴をまとめてみよう。

ツチノコの各種資料で、生き物としての姿をまとめてみよう。
大きさは30から80センチ。太さは直径7から15センチくらいが共通点。三角形の頭、首の部分がくびれていて、胴体はビール瓶のように太くて蛇にしては短い。そして細いしっぽがある。頭には耳のような突起があるという説もある。
目撃情報では、尺取り虫のように屈伸する、崖を転がってくる、短いしっぽで木の枝につかまる、木の上から落ちてくるなど。上から襲ってくることが多い。
さらに、チーという声で鳴くとか、毒があるともいわれる。
基本的には低い山の草の深いところに潜んでいる。

ツチノコを指す名前は複数ある。
農作業で使う槌に似ているから「槌の子」、幅5寸・長さ8寸の大きさだから「ゴハッスン」、転がってくるから「コロ」など、各地で見た目や動きから名付けられている。
蛇やトカゲは左右に身をくねらせるけど、ツチノコは前後の動きをするところは興味深い。コブラのように蛇も「かま首をもたげる」動きをするが、丸まって転がってくることはない。そんな動きはまるでセンザンコウとかアルマジロのようでもあって、爬虫類では異質だ。

ではツチノコを探すなら? 1億円を狙うには?
転がってくる、上から落ちてくることが意外と多いのだから、足元でなく、網を構えながら坂や木の上のほうを見ておくこと。
そして日本酒やスルメ、または髪の毛を焼いた匂いにつられるという説もあるので、罠を仕掛けるなら匂いが重要となる。

捕獲したら高額賞金! というツチノコなのだが、実は、一部では発見、捕獲、そして飼育までしていたという記録がある。
書籍としては戦時中、1942年に理化学研究所が一年間にわたって飼育、観察していたというものがマニアの間で知られている。版元はすでになく、筆者も消息不明なので、事情がわかる人がいればぜひ取材したいのだが……。

また、兵庫県宍粟市の捕獲・飼育事例については過去に記事にしているので、ご覧いただきたい。

それにしても、ブームから40年以上。
釣り人も探した幻の蛇、ツチノコはなぜ見つからないのか?
まず考えられるのが、突然変異で数が少なく生息域が安定していないこと。各地域のマムシなどに「たまたま太くて短いやつが出る」とか、その個体が地域限定で少し繁殖していくだけ、ということはありうる。
そして、そもそも蛇は隠れるのに特化したスタイルなのだ。石の隙間や土の中に潜りやすいように進化している。「ムー」が以前、ある爬虫類学者に取材したところ、実際、めったに見つからない幻の蛇がいるという話を聞けた。
たとえばこのシロマダラ。

シロマダラは、見た目は普通の蛇だが、日本固有の種で推定される個体数も少なく、夜行性で目撃例が激レア。なにしろ、ふだんは岩の下や土の中などでじっとしていて見つからない。雨が上がってミミズが地上に出てくると、そのミミズを狙ってタカチホヘビが出てくる。すると、そのタカチホヘビを食べるシロマダラが地上に現れる。こうした条件がすべて揃ったときだけ出てくる。夏は絶対出てこずに、春先と11月ぐらいに限られるとか。
近年の調査でもデータがなさすぎて絶滅危惧種かどうかも判断しにくいほど。図鑑にも載っていて学術的にも存在が認められているけど、野生のものは爬虫類学者でも何十年に一度しか見たことないくらい。
ツチノコも、土のなかに住んでいるから「土の子」という名になったという説もある。
普段は土の中でじっとしていて、特定の条件のときだけ地上に出現し、木に登ったりする「幻の蛇」がツチノコであるという、とてもシンプルな説だけどその可能性は実は高い。
というわけで、妖怪伝承ではなく、生き物としてのツチノコの実体を探ってみた。
幻でも激レアでも、ツチノコという蛇は実在する。みなさん、賞金目指して捕獲をがんばってほしい。
ちなみに、実は「ムー」も賞金を出したことがある。1989年の7月号で100万円とあるのだ。

期限は書いてないので、今でも有効なのか?? 賞金はともかく、ツチノコの情報については、ムー編集部に届けていただければ、前のめりで取材に行くつもりだ。
webムー編集部
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