米軍が仕組んだ「偽装アブダクション」の目的とは!? 元エージェントが暴露した軍と異星人の知られざる関係
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鈴木旭 著
独自の「クロマンタ原理」により、与那国島東側の海底に、古代海洋民族の祭祀遺跡を発見!
本書の著者である「ドクターいわくら」こと鈴木旭氏は、歴史作家であり、また長年にわたり、人工のピラミッドである、秋田県の黒又山の研究に従事してきた、在野の研究家でもある。かつて、同志社大学の研究グループを中心とする、黒又山総合調査団に参加したこともあるという。
そんな著者は、1997年、『神々の指紋』の著者グラハム・ハンコックらが、与那国島の海底遺跡、通称「イセキポイント」の調査のために来日した際、特別の招聘を受ける。そこで著者は、黒又山ピラミッド、および、それを中心とする「クロマンタ・ネットワーク」について彼らに説明するとともに、問題の調査にも参加した。
とはいっても、潜水のできない著者は、もっぱら与那国島の陸上の、遺跡の調査に当たることとなった。そして著者独自の「クロマンタ原理」を、この与那国島にも当てはめてみたのである。
その結果、驚くべき事実が判明した。何とこの与那国島は、本島自体を丸ごと拝殿、そして本島の東側に位置する海底の台地である東崎堆を本殿とする、古代海洋民族の祭祀場だったというのだ。
この結論を導き出した「クロマンタ原理」というものが、とにかくすごい。この原理は、ピラミッド本体と周辺施設のネットワーク構造を解析するものなのだが、これを与那国島に当てはめた氏は、東崎堆の海底に、必ず祭祀遺跡があるはずと推論。その後の潜水調査により、何と本当に発見してしまうのである。「海中の山全体が神殿であり、東西両端に大磐座群が据え付けられている」という衝撃の事実を!
さらに、あの「イセキポイント」は実際には遺跡ではなく、東崎堆遺跡を作るための、石切り場に過ぎなかったことも判明した。そして、同じ原理を陸上にも当てはめた結果、氏は、それこそピンポイントで、これまでまったく知られていなかった「人面岩」と称すべき、巨大な岩偶まで発見してしまうのだ。
本書は、そんなクロマンタ原理に取り憑かれた著者の、遺構発見の旅を、あますところなく記録した「超古代史最先端ドキュメント」。
癖のある独自の文体だが、慣れればこれが癖になる。ところどころに、実にさりげなく登場する本誌編集長にも、注目である。

(月刊ムー 2024年5月号掲載)
星野太朗
書評家、神秘思想研究家。ムーの新刊ガイドを担当する。
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