ウォルマートの地下トンネルと軍事演習の陰謀的接続の謎/遠野そら
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ニューオーリンズの発掘マニアが発見してしまった“魔女の瓶“は呪いのアイテムなのか、それとも……?
「もしかしたらブードゥーの儀式で使われていた“ウイッチ・ボトル(魔女の瓶)“を見つけたかもしれない」
ある男性がFacebookで公開した謎の瓶が話題になっている。その“ウィッチ・ボトル“とは、古い家屋を取り壊さした跡地で見つかったもので、ニューオーリンズの地元新聞でも大々的に取り上げられた。

長さ1.5mほどの細い棒を地中に刺し、「カチッ」と手ごたえがあった場所を掘ってみるーー。米ルイジアナ州ニューオーリンズ在住のシェーン・ミアーズ氏の趣味はそんな発掘作業である。特に南北戦争の舞台となったこの地域では、砲弾や馬車の部品など歴史の面影が発掘されることもあり、毎回タイムカプセルを開ける時のようにわくわくしているそうだ。
「だが、今回ばかりはちょっと気味が悪いかな」とミアーズ氏。
ある日、いつものように趣味の発掘作業にいそしんでいると、なんとも不気味な瓶が出てきたのだ。そこはつい最近、約150年前に建築された建物が壊されたばかりの場所。発見された瓶もそれ相応に古く、中には濁った水と——人間の歯や毛髪、ハサミムシのようなものが入っていた。
ミアーズ氏は最初、子供の歯が丈夫に育つための“おまじない”の一種かと思っていたそうだが、よくよく見ると、歯は完全に大人のもの。しかも液体には尿が混ざっていた。
あまりにもグロテスクな中身に気味が悪くなったミアーズ氏は中身をネットで検索すると、これは「ウィッチ・ボトル(魔女の瓶)」である可能性が高いことがわかったのだ。
ウイッチ・ボトルとは本来、呪いから自分を守るために作られるもの。絶対に人に見られてはいけない呪術だ。そこで、誰にも見つからないような建物の壁の中や、地中などに埋めて密かに保管されるという。
ニューオーリンズはブードゥーのほか、吸血鬼、魔女、呪いといった民間信仰や独自の呪術が色濃く残っている地域である。このことから、ミアーズ氏はこの瓶の正体について「ブードゥーや何らかの呪いの儀式で使用されたものではないか」と推測しているのだ。
ミアーズ氏のFacebookには、この瓶の正体を解き明かそうと2002年8月の時点で8300を超えるコメントが寄せられている。
「呪われる!」「今すぐ元の場所に戻して!」というものが大半だが、ブードゥーに詳しい専門家によると、「ブードゥ教信者の中には一種のお守りとして大切なものを壺や瓶を持ち歩く人もいるため一概に呪いとは断定できない」といった冷静な意見も寄せられている。
呪いなのか、呪い除けの術具なのか、もしくはお守りなのか。だが、今回発見された瓶の中身には、尿まで入っているのだ。私だったらお守りとして持ち歩くには少し勇気がいるが、人の価値観は様々である。
この瓶の正体についてはまだ調査が必要なようだが、シアーズ氏の無事を含め今後の続報を待ちたい。
(2020年8月15日記事を再編集)
遠野そら
UFO、怪奇現象、オーパーツなど、海外ミステリー情報に通じるオカルトライター。超常現象研究の第一人者・並木伸一郎氏のスタッフも務める。
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