超VR! ブレインマシンKASINAで脳内にGoToTrip/石原まこちん・漫画ムーさんぽ
都市伝説ウォッチャーの漫画家・石原まこちんが散歩気分で高みを目指すルポ漫画! 世間が”GoToの是非”に揺れる今、われわれが選んだ行き先は……国内旅行のトラベルでなく、脳内旅行のトリップだ!
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ファミ通とのコラボでムー的ゲームをお届け! 今月の1本はデジタル・パルプコミック 第2弾!
パルプ・フィクションを80年代のPCゲームのグラフィックテイストのピクセルアートで表現するというたまらないコンセプトで展開する"ピクセル・パルプ"シリーズ。以前、本コーナーで"モスマンもの"としてご紹介した、シリーズ第1弾『モスメン 1966』の続編となるのが本作『Varney Lake』だ。
今回は、なんとヴァンパイアもの。
夏休みにヴァーニー湖へとキャンプにやってきたジミー、ダグ、クリスティーンの3人が、ひとりの傷ついた吸血鬼と遭遇する。そして時は移り、1981年。超常現象研究家のルー・ヒルが追う驚異の事件の手がかりは、40代になったクリスティーンとジミー、そしてダグが握っていた。あの夏の真相は、はたして……。
プレイヤーは、世代を超えて展開されるひと夏の思い出に隠された、少年少女の遭遇した秘密を追う物語を読み進めていくこととなる。
ヴィクトリア朝時代のロンドンやトランシルヴァニアの古風な舞台ではなく、1954年という時代を舞台装置にした本作は、きっとスティーブン・キングの『呪われた町』や『IT』などの雰囲気が好きな人にとっては垂涎の設定に映るはず。
ジュブナイル特有の、うだる夏の思い出。子ども時代への憧憬とぴったり重なるように存在する、少年少女ならではの残酷さや吸血鬼の恐怖。そんな純粋なホラーストーリーが混然一体となった文学的なプレイフィールこそ、本作最大の魅力だろう。主題、グラフィック、そして音楽ともにすべてがパルプ誌の魅力とノスタルジーにあふれる本作。対応は英語のみだが、オプションの言語選択で日本語も選択でき、本文やメニュー等も日本語でのプレイが可能。英語のままでも筆者は翻訳ツール片手にプレイできたので、そういうのがアリな方にはぜひともおすすめしたい逸品である。

本作のムー民度(★★★★☆)

Steam 1320円 配信中
©2023 Chorus Worldwide
藤川Q
ファミ通の怪人編集者。妖怪・オカルト担当という謎のポジションで、ムーにも協力。
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