月面で発光現象! 宇宙飛行士が聞いた〝音楽〟の謎も/並木伸一郎・月の都市伝説
今回から3回にわたって、月の異常現象を紹介。月は自発光し、謎の音楽を奏でいた!
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あの日の夜の奇妙な体験は、いったい何だったのか――。その16年後に思い返し、それがエイリアン・アブダクションであったことが判明した事件があるのだ!
早く忘れてしまいたいが、その後もずっと脳裏をよぎる悪夢を見たことがあるだろうか。米ミズーリ州ウェストプレインズに住む夫妻は、かつての夜の忘れられない悪夢を共有している。
コンピュータ技師のダン・アーレンスとその妻のジョイスは、1976年のある秋の日の深夜、就寝中の寝室で共に目覚めた。夫妻のベッドの傍らには1歳の赤ちゃん、ヘザーが眠るベビーベッドがあった。
ダンによれば真っ暗な寝室の中で、ベビーベッドの上に赤い光が浮かんでいたのだ。ゆらゆらとオーロラのように揺らめく球状の赤い光の直径は、1.3メートル前後であった。
我が子の安全を確保しなければならないと、ダンは起きようとしたが身体はまったく動かなかった。声を出すこともできず、恐怖の感情に包まれながら、手をこまねいて子供の安全を見守るしかなかったという。その時、妻のジョイスも同様の体験をしており、身体がまったく動かず、叫ぼうとしても声が出なかった。そして夫も、自分と同様に全身が麻痺状態であることがわかったという。
謎の光が消えた次の瞬間、身体の自由を取り戻した夫妻は抱き合ってお互いの安全を確認し合い、ベビーベッドに向かったが寝室には何の異常も見られなかった。
一緒に同じような悪夢を見ていたと考えるしかなさそうな状況だったが、不気味な赤い光が出現していたのは束の間であったはずが、寝室の時計を見ると思いがけない時間が経っていたという。
ちなみにこの時、屋敷の別の部屋では長男が寝ていたが、彼は特に奇妙な体験をしたり悪夢を見たりなどはしていなかった。

実に奇妙な体験であったが、当時、仕事と家事子育てに忙しい夫妻にはじっくり振り返って検証する時間はなかった。そして、この夜の悪夢はどんどん記憶の片隅へと追いやられていった。
そして悪夢の夜から16年が過ぎた1992年、職場でパソコンを前に作業中だったダンは、突然激しい動悸に襲われてデスクにうずくまり、病院に運ばれた。
病院で精密検査が行われたが、不思議なことにダンの身体には異常は見つからず、精神的なパニックや不安障害であったことが示唆された。しかし、ダンはこれまでそのような症状を起こしたことはない。
しばらく仕事を休むことになったダンは、家でゆっくり過ごすうちに急速に体調を回復させていったのだが、何気なく眺めていたテレビで放映されていたSF映画に出てきたエイリアンに見覚えがあるような気がしたのだった。
記憶を掘り起こしたダンは、16年前のあの悪夢の中で、このようなエイリアンの姿を見たことを思い出したのだった。さらに別のテレビ番組で、エイリアン・アブダクションの被害者の話を聞いたダンは、自分たちのあの時の悪夢はエイリアン・アブダクションであったのではないかとの確信を持ちはじめたのである。
エイリアン・アブダクションの被害者、いわゆるアブダクティーが催眠セッションを受けていることを知ったダンは、セラピストのジョン・カーペンター氏に連絡して診てもらうことにしたのだった。
ダンをはじめ妻のジョイス、そして事件発生時に1歳だったヘザーも、それぞれ個別にカーペンター氏による退行催眠セッションを受けることになった。
催眠下で3人が語ったことには、驚くほど整合性がみられた。
ダンとジョイスは、身体が麻痺したことに加えて見知らぬ小さなエイリアンを目撃したことと、屋敷の上空に浮いていた宇宙船に連れ込まれた体験を説明したのである。さらにジョイスは鼻の穴に細い管を挿し込まれて何かを埋め込まれた体験も話している。これはいわゆるエイリアン・インプラントなのだろうか。
ヘザーもまたエイリアンに連れ去られたと話し、その後の幼少期に何度もエイリアンとテレパシーで交信していたことを思い出したのだ。
アーレンス一家の体験は、やはりエイリアン・アブダクションであったのか。もしそうであれば複数の人物が関わったエイリアン・アブダクション事件として1973年の「パスカグーラ事件」と同様に重要視すべき事例となるだろう。
【参考】
https://www.latest-ufo-sightings.net/2024/02/alien-abductions-the-ahrens-family-encounter.html
仲田しんじ
場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター https://twitter.com/nakata66shinji
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