古代をめぐる近現代の文化現象を知る展示「ハニワと土偶の近代」展
国立近代美術館なのにハニワの展示? そこには文化史をめぐる深い理由がーー。
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春の訪れを寿ぎ、豊作や繁栄を願う4月の奇祭/希祭のあれこれ。
目次
春うらら、4月はお祭りシーズンのはじまり。今月も全国各地でいろんなレア祭が開催される!
4月第1日曜日/神奈川県川崎市
夫婦和合、子宝を願う性の祭りは日本各地に数多くあるが、世界的なネームバリューでは神奈川県川崎市、若宮八幡宮の「かなまら祭」がひと頭抜き出ているよう。
じつはその歴史は意外にあたらしく、古くから伝えられていた素朴な性信仰をもとに大々的に祭りを行うようになったのはこの半世紀ほどだとか。しかし各種メディアにとりあげられ、とりわけ海外の観光客から注目されたことで一躍日本を代表する性祭のひとつとなり、現在にいたる。
ふだんは閑静な若宮八幡の周辺もこの日ばかりはさまざまな外国語が飛び交い、いかにも性祭といった熱狂とカオスに包まれる空間となる。


4月4、5日/山梨県笛吹市
山梨県笛吹市、神体山ともなっている御室山山麓に鎮座する山梨岡神社は、社伝によれば崇神天皇時代の創建とされ、「山梨県」の県名由来ともなった歴史ある古社。春の例大祭では太々神楽が奉納されるが、これも歴史の古いもので、武田信玄は出陣前に勝利を祈って必ずこの神楽を舞わせたと伝えられる。
山梨岡神社には、日本でもここにしかない1本足の神「夔の神」の木像が奉安されていて、7年に1度、例大祭の2日間だけ公開される。その正体については、つくりかけあるいは破損した狛犬だ等々諸説あるが、真相ははっきりしない。とにかく唯一無二のインパクトあるビジュアルの神像であることは間違いない。


4月8日/東京都渋谷区
渋谷駅前の待ち合わせスポットとしておなじみの忠犬ハチ公。飼い主が亡くなったあとも毎日渋谷駅前でその帰りを待ち続けた姿が人々の心を打ち、いつからか忠犬と呼ばれさらに銅像まで建てられることになったのだが、そのハチ公銅像前で毎年「ハチ公慰霊祭」が行われている。
ハチ公の祥月命日のちょうど1ヶ月後、4月8日が慰霊祭の日。祭礼そのものは30分ほどと比較的短めで、祝詞の奏上や玉串が捧げられたのち、ハチ公の銅像に花輪がかけられて終了となる。ハチ公の出身地大館市の大館駅前にも銅像があり、こちらでは3月8日に慰霊祭が行われるそうだ。

日光強飯式(4月2日/栃木県日光市)
日光の輪王寺で行われ、まんがのように茶碗に山盛りにしたご飯を「食え、食え」と責める「日光責め」が有名。
うなごうじ祭り(4月8日に近い土日/愛知県豊川市)
祭礼の道中で囃子方がウジのようにもそもそと地面に寝転がる奇祭。別名若葉祭。
照姫まつり(4月下旬/東京都練馬区)
石神井城で滅亡した豊島氏と、三宝寺池に入水した照姫の伝説にちなんだ祭り。
香取神宮御田植祭(4月1、2日/茨城県香取市)
香取神宮の神田でおこなわれるお田植え祭で、伊勢神宮、大阪の住吉大社とあわせ日本三大御田植祭と称される。
大野神社送神祭(4月上旬/埼玉県ときがわ町)
「悪魔送神祭」などとかいた幟をもち、疫病の神を村境に追い出すという風の神送り。天明の大飢饉の頃から続くという伝統行事。
webムー編集部
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