ペトログリフだらけのアラスカ海岸の謎! 8000年前に地球にやって来た宇宙人の痕跡か!?
水辺の生物や自然を観察しながら散策するのは楽しいものだが、北米の先住民族が暮らす海岸の岩場では、ユニークな古代のペトログリフを見物することができる。8000年前に彫られたとされる数々のペトログリフは、
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エイリアンが恋愛対象になることはあるのだろうか。きわめて稀なケースとして、1950年代にエイリアンと“逢瀬”を繰り広げたストーリーが残されている。そのエイリアンは絶世の美女であったというが――。
エイリアンとのコンタクトにおいて、人間の側には為す術がなく受動的であるケースが多いように思われるが、少ないながらもエイリアンと親交を深めた友好的関係もあれば、エイリアンと闘ったという敵対的関係もある。そして極めて稀な事例として、ひょっとすると出会ったエイリアンに恋をしたかもしれない話があるようだ。
1952年、アメリカ南西部のカリフォルニア州、ユタ州、ネバダ州、アリゾナ州にまたがるモハーヴェ砂漠に敷設される高速道路の建設現場で働いていたトルーマン・ベスラムは、仕事の休憩中に寝転んでウトウトしていたところ、気づけば近くに身長150センチくらいの小さなエイリアンが数人立っていることに気づいて驚愕した。しかも、エイリアンたちが何やら話しかけてくるのだったが、なんとなくその指示に従うと、すでに近くに着陸していた巨大な円盤型のUFOの内部に招かれたのだった。
見るものすべてが珍しいUFOの内部で、ベスラムは船長である美しい女性のエイリアン、オーラ・レインズに接見したのだった。レインズたちは「クラリオン」と呼ばれる遠い惑星から来たと説明した。その後、あまり長居することなくベスラムは解放されてUFOを降りると、機体は飛び去って行った。

衝撃的な体験であったが、レインズのあまりの美しさに恐怖や驚きは消し飛び、ベスラムは再びレインズに会えることを願ったのだった。そして実際、この後もベスラムとレインズとの“逢瀬”が続くことになる。
その数日後の深夜、ネバダ州側の砂漠にUFOが着陸したことに気づいたベスラムが現地を訪れてみると、再びUFO内部に招かれてレインズに会うことができたのだった。
その後も同じようにして“逢瀬”を重ねた2人は、いくつかのテーマで深い話し合いをした。それは例えば現在の地球の状態、東西冷戦について、船長の故郷であるクラリオンについてなどだ。
ロマンティックな関係に発展してもおかしくない2人であったが、この後は残念ながらロマンスではなく破局を迎えそうな展開を見せはじめるのだ。

1952年8月の午前3時頃、夜勤シフトを終えたベスラムは同僚のホワイティと共にネバダ州グレンデールにあるお気に入りの24時間営業のレストラン(オールナイトダイナーと呼ばれる郊外型レストラン)に向かった。実は、ベスラムはこのホワイティにはUFOとレインズのことを打ち明けていた。
レストランのテーブル席でさっそくコーヒーを飲み、パイを食べていたベスラムたちであったが、カウンター席に気になる男女のカップルがいた。小柄な男の横に座り、黒のベレー帽に黒いサングラスをかけ、黒いブラウスと黒いブーツに真っ赤なスカートの小柄な女性は、どう見てもレインズその人だったのだ。
ベスラムはどうするか迷ったが、意を決してカウンターのカップルに近づき、女性に声をかけた。
「失礼ですがレディ、以前にお会いしたことはありませんか?」
女性、いやレインズはゆっくりと顔を上げ、サングラス越しにも見える敵意に満ちた目でベスラムを睨みつけると、ただ一言、「ノー」と言い放ったのだった。
「それは失礼しました」と詫びて引き下がるしかないベスラムであったが、近くで見ればレインズ以外の何者でもなかった。UFOの中では親しく話し合っていたレインズのこの言動を、どう理解すればよいのだろうか。
ベスラムとレインズの“すれ違い”はまだ終わってはいなかった。
その一件から2週間後となる土曜日の午後、ベスラムがラスベガスの理髪店で髪を整えていたときに、通りを歩いていたレインズを目撃したのである。彼女はレストランで見た時と同じく、黒いサングラス、黒いベレー帽、黒いブラウス、赤いスカートを身に纏い、さらに黒いブーツを履いていた。
ベスラムは散髪を中断して料金を支払い、急いで店を出たのだった。
通りに出たベスラムは20メートルほど先を歩くレインズに声をかけた。
「レディ! レディ!」
レインズはすぐに振り返り、まっすぐにベスラムを見た。 その間には何十人もの通行人がいたにもかかわらず、彼女は自分が呼ばれていることがわかったのである。
しかし、その事実にもかかわらず、彼女は「人違いです」とでも言うようにゆっくりと首を横に振ったのである。この時のレインズの顔の石のように冷たい表情には悪意さえ感じられたという。そしてレインズは、群衆の中へと消えていったのだ。
この後も何度かベスラムは深夜にUFOが着陸していた地点に出向いてみたが、もうそこにUFOはなく、ずっとレインズには会えずにいた。そして1952年11月2日、レインズではない小さなエイリアンがベスラムに別れを告げにきたという。この日が来ることを見込んで、レストランの一件の時点ですでにレインズはベスラムとの関係を断絶していたのだろうか。
こうして“逢瀬”は終わりを迎えた。これはベスラムにとって束の間の泡沫の恋であったのかもしれない。1969年に70歳で亡くなったベスラムは、もう二度とレインズに再会することはなかった。

この一件を綴った著作をはじめいくつかの著書をリリースしたベスラムは、ジョージ・アダムスキーらと並んで1950年代の有名な“コンタクティー”として、各種のコンベンションやメディアに登場して精力的な活動を行うことになる。その行動力はひょっとするとこの“失恋”をバネにしたものだったのかもしれない。
晩年のベスラムはレインズに似た秘書を雇っていたというエピソードもあるようだ。エイリアンに“恋心”を抱くもあえなく“失恋”したのだとすれば、類まれなエイリアンとの接近遭遇ストーリーであることは間違いない。

【参考】
https://mysteriousuniverse.org/2022/12/A-1950s-Love-Story-of-Aliens-From-the-Stars…Maybe…/
仲田しんじ
場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター https://twitter.com/nakata66shinji
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