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UFOの調査部署を立ち上げ、情報も続々と公開する姿勢を示していた米国防総省。しかし実態は――!?
2020年に米国がその存在を公式に認めて以来、短期間のうちにUFOを取り巻く状況が目まぐるしく変化してきたことは何度もお伝えしてきた通りだ。
ペンタゴン(米国防総省)は3年弱のうちにUFO調査の専門部署である「全領域超常現象解決室(通称:AARO)」を立ち上げ、UFOを「未確認航空現象(Unidentified Aerial Phenomena、UAP)」と再定義、さらに昨年末にはUAPの概念を「未確認異常現象(Unidentified Anomalous Phenomena)」へと改定。調査の対象範囲を「潜水物体や媒介横断的な物体」まで拡張している。
いずれにしても米政府によるUFO調査は紆余曲折を経て、現在は実質的にペンタゴンのAAROが担う形でようやく落ち着き、そこではUFOという使い慣れた言葉をUAPと言い換え、さらに空以外の異変まで調査しているという現状だ。

なお、2022年12月に発表されたAAROの最新報告では、公式にUAP(未確認異常現象)と認定された目撃事例が数百件にも上ることが明かされた。2021年の報告では「2004~21年にかけて144件のUAP(未確認航空現象)目撃事例」と発表されたため、約1年で劇的に増加したことになるが、これはUFOの出現そのものが増えたというよりも、米政府のUFOに対する危機意識や関心が高まった結果とも考えられる。(一方、民間のUFO目撃報告は激減しているのだが、その原因については別記事を参照)
そして今、ペンタゴンが把握する最新UFO目撃事例のうち、とりわけ極秘扱いとされる1件の画像が流出。改めてその“異常ぶり”が世界を驚かせているのだ。

3月7日、英紙「The Daily Mail」がスクープとして報じたところによると、今回の画像(全6枚)は2022年5月、無人機のなかで最高の攻撃力をもつと言われる米国製ドローン「MQ-9 リーパー」がイラク北東部バグダッド近郊の上空をサーマルカメラで撮影したもの。

そこに写っているのは、画面の左から右へと超高速で移動しているようにみえる細長い円筒形の物体だ。UFOコミュニティで言うところのシリンダー型や葉巻型UFOにも酷似している。
高速で飛行する物体は、それが航空機やミサイルであろうと通常はエンジンなどの推進システムが発する熱によって周囲よりも高温になるものだが、驚くべきことに今回のUFOは周囲よりも“低温“であることが示されたという。また、後端から何かを噴出しているように見えるのはサーマルカメラの残像であり、実際は何も吐き出していなかった可能性があるようだ。なお、(既知の)武器が搭載されているか確認できず、かつ地上の駐留部隊に接近する様子も見られなかったことから撃墜を免れたと考えられている。

極めて不可解な特徴から、本件は米空軍内部で「バグダッドファントム(バグダッドの亡霊)」と呼ばれていたが、なんと本来これらの情報が集約されるべきAAROに引き渡されることはなかったという。そのことを知り「(UFO情報が)ペンタゴン上層部によって闇に葬られた」と憤慨した空軍関係者が、映像作家のジェレミー・コーベル氏と、超常現象研究家のジョージ・ナップ氏に画像をリーク。この2人が製作するポッドキャスト「WEAPONIZED」番組内で一般に公開される運びとなったというわけだ。
画像をリークした空軍関係者によると、実は今回のケースと同じく現場で確認されながらも、AAROに報告されることなく揉み消された事例はかなりの数に上るという。
ちなみに、リーク画像をポッドキャストで公開したコーベル氏とナップ氏は、今年1月にも軍関係者から極秘裏にもたらされたUFO「モスルオーブ」の画像を暴露し、大反響を巻き起こしている。

表向きにはUFO情報を積極的に公開していく姿勢を示しながら、その裏では数多くの事例を隠蔽している――またも明るみに出たペンタゴンの嘘に辟易するとともに、ではなぜそれらをAAROに分析させるべきではないと判断されたのか、謎は深まるばかりだ。闇は我々が考えている以上に深いようだ。
webムー編集部
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