70年代オカルトブーム最終盤を飾った「ピラミッドパワー」の神秘/初見健一・昭和こどもオカルト回顧録
スプーン曲げに匹敵する“体験できそうな超能力”、「ピラミッドパワー」を回顧する!
記事を読む

「ファミ通」とのコラボでムー的ゲームをお届け。ベトナムを舞台にしたレアゲームで、独特の恐怖を体感せよ!
ベトナムはハノイを舞台とした『The Death | Thần Trùng』は、ベトナム文化を下敷きとして丁寧に作りこまれたホラーゲーム。ハノイの街並みを再現した空間で、ウォーキング・シミュレーター風に探索を進めていくなかでも、ユニークで惹かれる点が、路地裏と狭小住宅という舞台装置だろう。
ベトナム北部を思わせるような、どこかレトロな街並みを歩くなかで感じるのは、うすぼんやりとした言葉にできない気配。そんななかで目にするベトナムの土人形や、葬儀の風習。そうした小道具と狭い路地裏の空間が相まった、この地独特の死の気配がじわじわ感じられる。

ゲーム作品としては非常に珍しい、臨済宗や浄土教の影響を感じさせる“ベトナム仏教”の文化や死生観を体感できる点こそ、本作の魅惑的な点。
たった3人で制作されたインディーホラーである本作には、日本語翻訳も少々粗いものだけれど、しっかり実装されている。また、プレイフィールにもやや粗削りな点が目に付くものの、やはり本作が描くハノイの薄暗く不気味な路地裏で感じる、ベトナム仏教における日常と非日常、生と死の気配を体感的に感じられて“怖い”と思ってしまう作品は、他に類を見ない。

本作のムー民度(★★★☆☆)
https://store.steampowered.com/app/1726400/The_Death__Thn_Trng/
Steam 配信中 620円(税込) © DUT Studio
藤川Q
ファミ通の怪人編集者。妖怪・オカルト担当という謎のポジションで、ムーにも協力。
関連記事
70年代オカルトブーム最終盤を飾った「ピラミッドパワー」の神秘/初見健一・昭和こどもオカルト回顧録
スプーン曲げに匹敵する“体験できそうな超能力”、「ピラミッドパワー」を回顧する!
記事を読む
君は練馬で謎の咆哮を聞いたことはあるか?/大槻ケンヂ「医者にオカルトを止められた男」新8回(第28回)
webムーの連載コラムが本誌に登場! 医者から「オカルトという病」を宣告され、無事に社会復帰した男・大槻ケンヂの奇妙な日常を語ります。
記事を読む
米国で襲撃相次ぐUMA「フォウク・モンスター」とは!? 3本指の凶悪獣人の恐怖/ブレント・スワンサー
ミステリー分野で世界的な知名度を誇る伝説的ライター、ブレント・スワンサーがついに『ムー』に登場!! 日本人がまだ知らない世界の謎について語る!
記事を読む
3度目の〝晴明現象〟の今読みたい!「安倍晴明の一千年」 /ムー民のためのブックガイド
「ムー」本誌の隠れ人気記事、ブックインフォメーションをウェブで公開。編集部が選定した新刊書籍情報をお届けします。
記事を読む
おすすめ記事