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ここ数年、UFOに関する真剣な議論が世界中で加速しているが、それは各地の大学でも同じこと。米ハーバード大学(のアヴィ・ローブ博士)が急先鋒であることに変わりはないが、他の大学も負けてはいない。2月27日、米ユタ大学の研究者が発表した最新のUFO分析結果が、(派手さはないが)これまで知られてこなかったUFOの意外な真実をあぶり出したとして話題になっている。
今回、ユタ大学の研究チームは2000~2020年の間に「全米UFO報告センター」(National UFO Reporting Center、NUFORC)に届けられた約10万件のUFO目撃報告を徹底調査。それぞれの発生地をマッピングしたところ、なんと21世紀に突入してから米国におけるUFO目撃事件は、ほとんどが西部で起きているという事実が浮かび上がってきたのだ。中央部や東部でも一部の都市周辺や、北東部3州(バーモント州・ニューハンプシャー州・メーン州)に限って報告件数は多いが、それにしてもロッキー山脈を境にこれほど明確にUFO目撃事件の発生数に違いがあったのだ。

なお、光害や樹木の多さ、現場が空港や軍事施設の付近かどうか等、数々の環境バロメーターまで考慮した分析も行われたが、それでも前述の傾向が覆されることはなかったという。
研究を指揮した地理学者のリチャード・メディア氏は、「今回の結果がUFOの正体は何かという疑問に対する答えを導き出しているわけではない」と前置きしたうえで、「広大なスペースと空」「アウトドア愛好家の多さ」が西部の目撃者数に影響しているのではないかと指摘。さらに、「今後は社会文化的要因についても分析する必要がある」と主張しているが、もちろん納得できないという声も数多く存在する。いずれにしても、ここまではっきりと目撃報告の数に差が出るとは思えないというのだ。

まさか東部の米国人は多くがNUFORCの存在を知らないのか? 現代にそのような地域性があるとは考えづらい。それとも、多くのUFOの正体が中国から飛んできたスパイ気球であるとして、ほとんどがロッキー山脈を越えることができずに墜落したのか? しかし、なぜ北東部3州でもUFO目撃報告が多いのか、理由を説明することができない。
謎は深まるばかりだが、UFO現象には(我々が解き明かせないどころか)気づいてさえいない謎がまだまだたくさん秘められているのだろう。
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webムー編集部
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