変性意識マシン「カシーナ」で脳内へ旅立つ! 光と音に誘われて瞑想トラベルへ/久野友萬
装着すれば、だれでも高僧のような悟りの境地へ!? 懐かしの意識変性マシン「メガブレイン」が大幅にバージョンアップして甦った。着用者を半ば強制的に瞑想状態へ誘導する「カシーナ」は、人工涅槃への直行エレベ
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もしも透明人間になれるとすれば、良からぬことを含めてさまざまな想像を膨らませてしまうかもしれないが、驚くべきことに本人が気づかないうちに透明になってしまうというきわめて不可解な現象が報告されている――。
目次
昨今の人手不足の中、飲食店に入って席に着いても誰も注文を取りにこないまま放置されることもじゅうぶんあり得ることだが、あまりにもそんな体験が続いたり、隣の椅子に掛けていた上着を持っていかれるなどの体験がある場合、それは「自発的無自覚不可視性(Human Spontaneous Involuntary Invisibility、HSII)」が起きているのかもしれない。その時、当人は自覚のないままに“透明人間”になっているというのである。
宗教学の博士号を持つ超常現象研究者のドナ・ハイビー氏は、このきわめて不思議な現象であるHSIIに1994年に着目して以来研究を続けている。
ハイビー氏が雑誌やネット掲示板でHSII体験談を広く募ったところ、考えられていた以上に多くの人々がこのHSIIを体験しているのだ。その一例を下記に紹介する。
ジーンさんは図書館や衣料品店、レストランなどで日常的に“放置”されているという。自分の存在になかなか気づいてもらえないということだ。
ジーンさんは長身175センチで髪を赤く染め、派手な色使いのファンションを好む目立つビジュアルの女性なのだが、どういうわけかそうした場所で無視されている。
友人にはよく冗談で、「銀行に行ってオフィスでお札を数えるのを手伝っても誰にも気づかれないのではないか」と言って笑わせているということだが、ジーンさんにとっては単なるジョークでは済まないようだ。
友人の屋敷で行われたプライベートパーティーに参加していたピーターさん(当時37歳)はトイレを使おうと2階に上がったのだが、同じ目的の女性が後ろからついてきた。
譲ろうかとも思ったピーター氏であったが、女性から「お先にどうぞ」と言われて先に用を足した。トイレを出て会場の部屋に戻ったのだが、さっきまで談笑していた友人たちの反応がどういうわけか鈍いのだった。
不可解に思いながらも、ピーター氏はガールフレンドを見つけたので彼女にタバコを1本求めた。しかし、ガールフレンドはピーター氏を完全に無視したのだった。
いったいどういうことなのか、怒りの感情すらこみあげてきたピーター氏は、そういえばまだトイレから戻っていない女性からタバコを貰えないものかと思い、2階に上がってみたのだった。
ところが女性は、トイレのドアの少し前に立っていて、ピーター氏が出てくるのまだ待っている様子だったのだ。

後ろから来たピーター氏を見て驚きの表情を浮かべた女性は暫く混乱していたようであったが、落ち着きを取り戻してトイレに入っていった。
女性からタバコを貰うのを諦め、階段を降りて再び会場に戻ったピーター氏であったが、今度は友人やガールフレンドから気さくに話しかけられてパーティーを楽しんだのである。
この数分間に自分の身にいったい何が起きていたのか、疑問に感じたピーター氏がたガールフレンドにさっきどうしてタバコを恵んでくれなかったのか聞くと、そんなことがあったのか憶えていないと言うのだった。ピーター氏はトイレを出てから数分間、透明人間になっていたのだろうか。
ある日、メラニーさんは自宅リビングルームのソファに座り、壁を見つめて物思いにふけっている間に透明人間になったと話している。
夫は彼女を探して名前を呼び家の中を歩き回っていたが、わずか数フィートしか離れていないところに座っているのが見えていないようであった。
この状態は約10分続き、その後突然、夫が彼女の姿に気づいたのだ。夫はなぜ隠れていたのだと彼女に腹を立てたが、メラニーさんはずっとここにいたとしか答えられず、この時の話は今も平行線のままだという。
10代の頃に“やんちゃ”な友達グループにいた少女・ジャニスは、ある日の放課後に仲間たちとデパートに行って集団で万引きをしたのだが、店員に見つかり、駆けつけた警察官によってグループ全員が署に連行された。
連れて行かれた警察署で1人ずつ尋問されたのだが、どういうわけかジャニスには声がかからず、誰も彼女のことを気にしていなかった。
誰からも相手にされないジャニスは手持無沙汰になり、署内を歩き回っているうちに誰にも止められることなく警察署から出てしまい、そのまま帰宅したのである。
後日、この時のことを悪友たちに聞いてみたのだが、あの時にジャニスはいなかったと皆口を揃えて言うのだった。
ある夜、ジョーさんはレストランでの夕食を終えてから宿泊先のホテルのロビーに場所を移し、テーブル席に座ってゆっくりと食後のお茶を楽しんでいた。その際、リラックスするためにジャケットを脱いで椅子の背もたれに掛けた。
窓の外で何かが起きているようで身を乗り出して観察していたジョー氏だったが、たいしたことではなさそうだったので部屋に戻ろうと立ち上がり、背もたれに手を伸ばすも、そこに掛けたはずのジャケットはなかったのだ。
どこかに落ちたのかだろうとあちこち探すも見つからず、仕方なくホテルのスタッフに報告したところ、ジャケットはつい今し方、落し物として届けられていたのだった。
ジャケットを届け出た男性は、ロビーの誰も座っていない椅子にこのジャケットが掛かっていたのだと説明したという。

こうした人々にいったい何が起きているのか。本当に透明人間になってしまったのだろうか。
ドナ・ハイビー氏はインドのヨガマスターの1人、パタンジャリの「集中と瞑想によって身体が他の人に知覚されなくなる可能性があり、身体が消滅する」という言葉に注目している。ヨガの奥義の一つに、人体の透明化があるというのだ。
さらにハイビー氏によれば、フリーメイソンの前身である「薔薇十字友愛会」の分派である「黄金の夜明け団」の秘教哲学に「不可視の儀式」について説明した原稿が残されているという。
それによれば“雲”のように見える覆いで自分を囲むことで身体が不可視化するのだが、その“雲”とは電子であるということだ。自由電子の“雲”は、そこに入るすべての光を吸収するため、そのような“雲”に囲まれた人物は見えなくなるということである。
このようにHSIIは、スピリチュアリズムやオカルティズムの観点からのアプローチが先行しているともいえるのだが、科学的に“雲”を発生できる可能性が残されているのだとすれば、その限りではないだろう。謎に包まれたこのHSII(自発的無自覚不可視性)について、今後の研究の進展に期待したい。
【参考】
https://goodhigbee.com/2019/04/human-spontaneous-involuntary-invisibility-by-donna-higbee-cht/
仲田しんじ
場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター https://twitter.com/nakata66shinji
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