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月には異星人の基地がある! 月面で発見された未確認飛行物体や巨大構造物の正体とは? アポロ計画を通じて人類は異星文明と接触していた? などなど、〝月をめぐる都市伝説〟の数々をご案内! 今回は、たびたび噂される「アポロは月に行かなかった」都市伝説の真相を紹介します。
「アポロは月に行ってない!」―― この「アポロ計画疑惑論争」の火つけ役は、アメリカのFOXテレビが、2001年2月15日に放映した番組『陰謀のセオリー~人類は月に着陸したのか?』だった。
同番組が「アポロ計画陰謀論」の骨子としたのは、以下の3点だ。
①バン・アレン帯を通過した際、大量の放射能を浴びた宇宙飛行士が、はたして生きていられるのか?
②アポロの多くの画像が、ネヴァダ州の「エリア51」やスタジオ内で撮影された可能性が高い。
③噴射痕が残らないなど、飛行経路の物理的側面や、使用された機器の性能に関する問題。
これら3点について、同番組は疑惑の根拠を列挙、“アポロは月に行っていない”と結論づけたのだ。
これらの疑惑に対してNASAは公式に反論している。
①は、バン・アレン帯を避けるような軌道をとり、さらに1時間以内で突破。宇宙飛行士たちが浴びる放射線量は、人体にほとんど影響のない量より、はるかに少なくてすんだ。②は、旗の上辺にワイヤーがあり、国旗にシワが入ったため、はためいて見えたのが真相。③は、「噴射痕はある」と主張。2008年、日本の月周回衛星かぐやが、アポロ15号の着陸船の噴射の痕跡を撮影している。
また2009年にはNASAのルナ・ルコネサンス・オービターが、アポロ各号の着陸の痕跡を確認したことを発表した。


仮にNASAが画像を捏造して、アポロ計画をでっちあげだったならば、月から持ち帰ったという、地球にはない鉱物が含まれた「月の石」や、多くの科学的データなど、すべて捏造してきたことになる。
さらに重要な科学的事実がある。アポロ計画で月面に設置されたレーザー光反射装置である。この装置が機能しているからこそ、われわれは月と地球との距離を正確に測定できるのだ。アポロ計画の疑惑追及者たちも、こうした科学的事実は否定できないのである。



並木伸一郎
「ムー」創刊当初から寄稿するベテランライター。UFO研究団体ICER日本代表、日本宇宙現象研究会(JSPS)会長などを兼任。ロズウェルやエリア51をはじめ現地調査を重ねて考察し、独自の仮説を「ムー」や自身のYouTubeなどで発表している。
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