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最新の科学技術・AIが導きだした生前のイエス・キリストの姿は、一般に流布されている姿とはまったく違っていた!? 三上編集長がMUTubeで解説。
イエス・キリストと聞いて、どんな姿の男性を想像するだろうか?
キリストのイメージは人それぞれだろう。だが、近年AIによるこれまでにないほどリアルなポートレートが発表されて話題になっている。
公開したのは、遺伝子検査をもとにした家系図作成サービスを事業として行っているイスラエルの企業MyHeritage社。画像は、もともとバス・ウールテルウェイクというオランダ人デジタルアーティストが2020年に作成したものに、加工を施した画像を公表したのである。
一気に拡散した画像を見てみよう。これまでスタンダードとされてきたキリストの伝統的なイメージとはおよそかけ離れている。「白い肌にブロンドの長髪で青い目」というステレオタイプが完全に否定されている形だ。
聖書には、神の子が中年男性で、肌は白く、淡い色の目で精悍な顔立ちをしていたという文章がある。しかし、キリストの外見に関するこれ以上詳細な記述は存在しない。多くの人たちのイメージがある程度以上のレベルで固まっていたことは事実なのだが、それが否定されてしまったという意味でも価値があるといえるのではないだろうか。
ちなみに、画像を作成したウールテルウェイク氏は、自由の女神やダビデ、ボッティチェリ、25歳当時の聖母マリアなど、さまざまな人物のAIポートレートを発表している。
ウールテルウェイク氏は自らのツイッターアカウントを通してキリストのポートレート作成のプロセスを紹介している。最も気を配ったのは、中東地域の男性の民族学的特徴だったという。
表現が強調されているのは、褐色の肌と黒い瞳の大きな目、黒味が特徴で豊富な髪の毛、大きな鼻と楕円形の輪郭だ。オリジナル画像は長髪バージョンだったが、これはステレオタイプ的なイメージが浸透してしまっている結果であるため、髪の毛を短くして作成したものを発表することにした。作者として、彼は次のように文章を書き込んでいる。
「集約された形の文化的なイメージを表現できた仕上がりに満足している。一度髪の毛とあごひげを長くしてみたが、歴史的に正確ではない部分も感じたので、文献を調べた上で当時の男性たちに広く支持されていた外見的要素を尊重することにした」
(文=宇佐和通)
続きは本誌(電子版)で。
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