「お札をはがしてくれ……」竹内義和が霊からお願いされた怪談からの連鎖/吉田悠軌・怪談連鎖
土地に根づいた怪異・怪談と、個人が体験する一回性の怪現象。それは相反するようでありながら、ときに補いあい、連鎖することがあるようだ。
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岡本天明の自動書記にかかる『日月神示』。究極の予言書を徹底解剖し、「神のプログラム」を三上編集長がMUTubeで解説。
2025年7月、日本列島を未曾有の大災害が襲うという情報が世間を賑わせている。震源地となっているのは、たつき諒氏のマンガ単行本『私が見た未来』の完全版だ。
たつき氏は頻繁に予知夢を見るタイプの女性で、1999年に初版が刊行された同書は、彼女自身の「夢日記」を再構成した短編のアンソロジーだったが、そのカバーにさりげなく「大災害は2011年3月」と書かれていた。
刊行時にはたつき氏はすでに漫画家を引退し、同書もまもなく絶版となったが、12年後の2011年3月11日、東日本大震災が発生し、「幻の予言漫画」として注目を集めることになった。
その過程で、たつき氏のニセモノが出現、本誌まで騙されるという一幕を挟んで、2021年10月に『私が見た未来 完全版』(飛鳥新社)が新たに刊行された。
そこに収録されたインタビューで、たつき諒氏は自分が夢で見たのは東日本大震災ではない、津波のスケールはその3倍はあり、「2025年7月」という日付も見たと、その詳細なビジョンをイラスト入りで語ったのだ。
その後、本誌8月号で既報のごとく、胎内記憶を持つ多くの子どもたちが、同じような大津波のビジョンを見ていたこと、時期は明確ではないが、どうやら2025年の夏らしいことが判明し、予言ブームに拍車がかかることになった。
しかし一方で、たつき氏は、大災害を経て、生き残った人々が明るく生き生きと暮らしている状態も伝え、「世界は天国のような場所になる」
というようなことも述べている。
これに関連して、あらためて熱い注目を浴びているのが『日月神示』だ。
「大災厄→輝かしい未来」というたつき諒氏が夢見で得たビジョンが、『日月神示』が告げる「大峠」のイメージと重なってくるからだ。
「時節来たぞ。慌てずに急いで下されよ。世界じゅう唸るぞ。陸が海となるところあるぞ」(昭和19年9月23日/第5巻「地つ巻」第16帖)
「世界のかた早う浜辺からいよいよが始まると知らしてあること近うなりたぞ」(昭和20年1月13日/第8巻「磐戸の巻」第13帖)
『日月神示』は、「浜辺からいよいよが始まる」「陸が海となる」という大艱難を経て、「みろくの世」の理想郷が到来するというビジョンをすでに80年前に告げていたのだ。
昭和19年(1944)6月10日、千葉県印旛郡公津村の麻賀多神社の境内社、天之日津久神社に参拝した画家の岡本天明が、社務所前の階段に腰掛け、昼食を摂ろうとしたときのことだ。突然、耳元に「フーフー」という霊音が聞こえ、額に熱く強い霊動を感じた。
それは、若き日の大本教時代に万代池の半蛇龍神、檪原山の守護神などをこの身へ招霊されて以来、数十年ぶりに感じる衝迫的な力だった。
右腕に強い霊動を感じ、焼け火箸を当てられたような痛みに耐えきれず、写生用にいつも携帯していた矢立てから筆を取り出し、画仙紙に向かうと、自動書記が始まった──。
それから満80年。おりしも2025年7月危機説が巷間をにぎわすさなかの本年2月、『原典対訳 日月神示』が発刊され、神示解読に一大転機を迎えることになった。
本誌でも再三取り上げられた『日月神示』ではあるが、その原文は筆者を含む研究者やマニア以外はこれまでほとんど目にすることはなく、一般読者に提供されたのは、すべて訳文だった。
ちなみに西欧では中世まで神の叡智はラテン語聖書(ウルガタ)を読める聖職者に独占されていた。だが16世紀の宗教改革によって、ルターがドイツ語に翻訳し、それが活版印刷によって普及し、西欧全体の知識量は飛躍的に増大した。
今回の原文公開はそれに匹敵する霊的インパクトに充ちた「事件」であるといっても過言ではない。
ちなみに、今年は辰年である。
『日月神示』には、「辰の年はよき年となりているのざぞ」(第8巻「磐戸の巻」第9帖)と記されている。
民俗的なミロク信仰では、辰年はミロクに関連する特別な年とされている。
「よき年」とは「ミロクの世」への始まりを指すものとも考えられるが、その道のりには未曾有の艱難が待ち受けている。まさに、艱難と再生の大立替がいよいよ始まる時期が到来したといえるのかもしれない。
そして、問題の来年は巳年である。
巳年は、ヘビが脱皮することから復活と再生を象徴する年とされ、新しいことが始まる年だといわれている。
はたして、これからいったい何がはじまるのか? いよいよ原文が公開された『日月神示』を手がかりに「神のプログラム」を探っていくことにしたい。
(文=黒川柚月 イラストレーション=久保田晃司)
続きは本誌(電子版)で。
webムー編集部
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