四角い渦巻模様はQRコード・ペトログリフだ! 神代文字と未来人の謎/岩崎紀夫
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ずっと前からそこにあったモノなのだが、あらためてよく見てみると不可解極まりない――。加工された謎の石のオブジェに、米ロードアイランド州の住民が頭を悩ませているようだ。
何らかの意図があって加工成形されたことは明らかであるが、その出自がまったく謎の石板が米ロードアイランド州の町の川岸に佇んでいる。誰が何のために配置したのか。どれほど前からそこにあったのだろうか。
同州バリントン地域を流れる川の岸辺で見つかった奇妙な未確認物体が今、地元住民たちを困惑させている。
現地メディアの報道によると、発見された不可解な長方形のプレート状の物体は、石かコンクリートでできているようで、15個の不可解な円形の窪みと大きな正方形の穴がくり抜かれている。
この謎の物体はかなり昔からバリントン川の河岸に放置されていたが、これまであまり気に留められることはなかった。しかし、これが本当は何なのか、そしてどのようにしてここに置かれたのか、住民たちの間で改めて疑問が湧きおこり、最近になってSNSで話題になるとともに大手ニュースも報じる事態に発展しているのだ。
この不可解な形状をした石について考察を深めてみると、まず考えられるのは歴史的な遺物である可能性だ。国家として歴史の浅いアメリカだが、この地には古来より先住民族が暮らしている。この謎の石は、先住民族がその昔に作製し何らかの目的で置いたものなのだろうか。
ある歴史家は地元テレビ局の取材に対し、この奇妙な石板は100年以上前にこの町にあった電気トロリーシステムに関係するものである可能性を指摘している。その時代に電気で走行するトロリーがあったというのは興味深い。
また、別の専門家も同じ可能性に言及しており、物体の穴はおそらく「電気目的」で使用され、耐火性のある石またはコンクリートの素材が用いられたと指摘している。この“トロリー説”が今のところはかろうじてあり得そうな説明であるようだ。
とはいえ、誰かか綿密な調査を行わない限りこの石板の謎は晴れないままであり、SNSでも多くの憶測を呼んでいる。
X(旧Twitter)にもさまざまな見解が書き込まれており、あるユーザーはこの石は消波ブロック(rip-rap)である可能性を指摘している。確かに川岸に置いてある理由になるが、そうだとすればもっと数が置かれているべきかもしれない。
ほかの見解では「中世のクリベッジ・ボード」だという書き込みもある。クリベッジ・ボード(cribbage board)とは、トランプのゲームでスコアを記録するために使用される棒を挿せる穴の開いた板である。
謎の石板には小さな穴が15個あるのだが、ここに棒状のものを挿し込むのではないかという推察に基づいた見解ということになる。
ゲーム用品が出てくるというのは興味深いが、サイズを無視するならば、この石板のビジュアルから“初代ゲームボーイ”を連想する読者もいるかもしれない。くり抜かれた四角いスペースに液晶パネルが埋め込まれていたとすれば、大型のゲームボーイとして機能していたと考えてみるのも一興だが、もちろん単なる思い付きである。あるいは初期の携帯電話やカードリーダーのような電子機器にも似た形状だが、その場合もやはりサイズが大きすぎる。
ほかにも明らかに冗談半分でインディー・ジョーンズの“マップルーム”であるという見解もあるようだが、その場合は逆にサイズが小さすぎるだろうか。“トロリー説”に肩を並べそうな有力と思える指摘はないようだが、ひょっとすれば時代と文脈を逸脱した遺物、すなわち“オーパーツ”である可能性も無きにしも非ず。
この石板の正体が明らかになる日は来るのだろうか。近隣住民の“わだかまり”はまだ当分は続きそうである。
【参考】
https://www.coasttocoastam.com/article/video-puzzling-mystery-object-confounds-rhode-island-town/
仲田しんじ
場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター https://twitter.com/nakata66shinji
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