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CIAの中枢にいた男が、UFOに関して積極的な情報発信を続けている。曰く、今から4年後に「あらゆる情報が明かされる」というのだが……!?
CIAとUFOの関わりは、1940年代から始まったと言われている。以来、ユーフォロジーの進化と共に軍および情報機関の関係者から驚くべき証言が引き出されてきた。元CIA職員のジョン・ラミレス氏は、25年間の職務経験を通して得てきたUFO関連情報を、2021年から暴露し続けている。
1984年から2009年までCIAに勤務し、弾道ミサイル防衛システムの専門家として国家情報長官局、科学技術総局、そして情報総局など組織の中枢部分にいたラミレス氏。そんな彼がSNSやポッドキャストで活動を開始したのは2021年のこと。以来、これまで具体的な部分が明かされることはなかったケースや、あるいは存在さえ知られていなかったケースについて数々の新情報を明かしてきた。

彼の活動が特にユニークなのは、情報公開法に基づく請求の方法や、情報の種類別に申請すべき機関まで詳細に伝えることだ。こうした活動が実って、初めて公になった情報も決して少なくない。また、CIAで実践していたUFO事例調査の実践的・具体的な方法論についても語り続けている。
ラミレス氏自身がアブダクションの体験者であるという事実も忘れてはいけない。円形の機体の内部に連れて行かれ、手術台に寝かされた記憶があるという。さらには、CIAの同僚やNSAにいる知り合いにもUFO事例体験者がいると語っている。
これだけの経験を持つ人物でありながら、彼の言葉にはバイアスめいたものが驚くほど感じられないというのがUFOコミュニティからの専らの評価だ。
そんなラミレス氏だが、ここ数年のうちに起きたUFO関連の急激な動きについてコメントしないわけがない。
本記事の基となったインタビューにおいて、「アメリカ政府は現時点ではUFOの乗組員についての話はしていないように感じられる」と語るラミレス氏。機体を操縦する者という意味での乗組員は存在せず、「ノン・ヒューマン(=人間ではない知性)」によって動かされているというのが発言の真意である。これは、7月26日に米下院で開かれた3度目の公聴会で証言台に立った元情報局員、デビッド・グラッシュ氏の発言内容とも一致する。
公聴会の席上、グラッシュ氏は政府が積極的な隠ぺい工作を展開していると糾弾したが、ラミレス氏によれば、現在に至るこうした状況が生まれる原因を作ったのは、もともと空軍であるとのことだ。
さて、そんな内部事情に精通したラミレス氏は、2027年に大きな動きがあると語る。アメリカ政府があらゆる情報を4年後の2027年に明らかにするというのだ。
「その存在について、米政府内では世界中に向けて説明することが討議され続けている。人類の考えが過去と変わらないなら、パニックが起こるのは必至。こうした存在を現実のものとしてとらえるなら、まだ数年の猶予がある。政府は、基本的には情報の開示に向けて進んでいる」
「2017年の時点で、10年計画が策定された。私には、政府があと10年しか秘密を保つことができないという考えているように思えた。今はどのようにして発表するのか、具体的な話が詰められているのではないだろうか。2027年が特別な意味を持つ年になることは、さまざまな方面で確認している。過去70年間にまったく進まなかったことが、この10年で一気に進むかもしれない」
ただし、筆者にはちょっとひっかかる。CIAがさまざまな方法で特定の世論を創り出すソーシャルエンジニアリング・テクノロジーを実用化していることはよく知られている。社会の意識をひとつの方向に集約させた上で、究極のフェイクニュースをぶつければ、受け容れる準備ができている人たちには真実としか映らない。UFOをめぐる米国議会の激しい動きも、大規模な偽旗作戦的な情報工作の一部であると考えたら疑いすぎだろうか。
【参考】
https://www.howandwhys.com/ex-cia-officer-john-ramirez-on-ufo/
宇佐和通
翻訳家、作家、都市伝説研究家。海外情報に通じ、並木伸一郎氏のバディとしてロズウェルをはじめ現地取材にも参加している。
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