幽霊が生者を怖がらせるのは「犯罪」!?/死者と語る人たち-File01:秋山眞人
死者の姿が見える、死者と語りあうことができる——そんな能力を持つ方々に話をうかがい、この世ならぬ世界をかいまみる連載の第1弾。サイキックとして生まれ、1970年代に「超能力少年」として注目を集めて以来
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ファミ通とのコラボでムー的ゲームをお届け!今月の1本はクトゥルー神話×探偵のテキストアドベンチャーだ!
探偵ものは数あれど、『災難探偵サイガ』の主人公の天堂サイガは探偵史上最大に不運な探偵。ハードボイルドな世界にあこがれて探偵になったけれども、舞い込む依頼はオカルトがらみばかり。
凄腕の占い師ヒン・レイを相棒に、祭鳴市を舞台に聞き込みや調査などを通じた探偵体験がテンポよく展開する。……という本作の概要を目にしただけで、きっとムー民の皆様なら気になってしまう設定のはず。

しかも、そんなサイガ氏は、世界一の不運の看板に偽りなく、選択した結果はまあろくでもない目に合ってボロボロになるくらいなので、巻き込まれる事件は並大抵の不運どころか、もはや名状しがたき災難。つまるところがクトゥルー神話の邪神群がもたらすコズミック・ホラー的な厄災なのである。
ラヴクラフトを中心に渦巻くクトゥルー神話作品では、探偵はたいがい不運な目に合ってろくな結末にはならないので、絶対に巻き込まれたくない事件。その方向にズブズブと関与していくとは、さすが史上最大の不運な探偵である。本作は、そんな人類が解決できるかは絶望的な雰囲気が漂う事件に“不運”で挑んでいくという外連味が溢れかえるテキストアドベンチャーゲームなのである。

概要だけで気になった方は、公式サイトから1章の体験版が楽しめるのでさっそくプレイしてみてほしいのだけれど、冒頭では、これまたさっそく探偵ものの王道である“猫探し”が始まる。だが! それはやがて、さっそく名状しがたい正体を露わにしてくれたりと、クトゥルー作品好きの方にはうれしい展開がテンポよく進んでいき、サイガ氏とともに、雪だるま式にヤバい災厄へと巻き込まれていく感覚を堪能できるはず。
ちなみに、本作の脚本は連載『妖怪補遺補遺』でもおなじみ作家の黒史郎氏、イラストはおおぐろてん氏が担当している。小説『災難探偵サイガ:探偵の市場最悪の災難(クトゥルー・ミュトス・ファイルズ)』も販売中だ。

本作のムー民度(★★★★☆)
Nintendo Switch ダウンロード版配信中 2728円(税込) ※Steam版も配信予定 ©2023 D.H Inc.
https://sainantantei.jp/
藤川Q
ファミ通の怪人編集者。妖怪・オカルト担当という謎のポジションで、ムーにも協力。
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