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若者たちの会食シーンを、屋外からじっと見つめる無気味な人影。はっきりとした姿、しかし一見して「この世ならざるもの」とわかる幽霊が南米で次々と現れる理由とは――?
幽霊といえば、多くの場合おぼろげに霞んだ姿が想起されるが、生きた人間と同じように実体がはっきりと見える幽霊もいるようだ。南米アルゼンチンで若者たちの会食シーンを見つめる奇怪な人影が動画に収められ、その正体をめぐってさまざまな考察が飛び交っている。
海外メディアの報道によると、ソーシャルメディアを震撼させているのはサルゲロ・フエガと名乗る人物がTikTokに投稿した動画。10月に撮影されたといわれており、ダイニングらしき広い部屋で、複数人の若者がテーブルを囲む様子が映し出されている。

カメラはテーブルの奥に座った人物を起点に右手へとパンし、カメラに気づいた若者たちが思い思いにポーズを取っている。一見すると微笑ましい食事の光景にすぎないが、カメラが捉えていたのは若者たちの姿だけではない。カメラが右手にパンしきったところで、開け放たれた扉の奥にあるプールが映り込むのだが、なんとプールサイドにこちらをじっと見つめる人影がはっきり確認できるのだ。
夜間に撮影された動画のため、問題の人影が立つプールサイドは照明から逸れており薄暗い。人影は微動だにせず、裸なのか全身が白くやや膨張しているように見える上、まっすぐに垂れた長い黒髪(女性のように見える)が不気味さを際立たせている。いつからプールサイドにいたのか、なぜ若者たちの会食シーンを見つめていたのか、詳細は一切判明していないが、異様な空気が映像からでもじゅうぶんに伝わってくる。
南米、かつ水辺(=プールサイド)に現れる女性の幽霊といえば、「ラ・ヨローナ(=泣く女)」が思い当たるだろう。また、日本でも話題を呼んだ映画『スケアリーストーリーズ 怖い本』に登場する、長い黒髪・全裸・全身ブヨブヨの「ペール・レディ(青白い女)」にも似た印象を受ける。さらに、幽霊以外にも「スキンウォーカーではないか」と指摘する声も上がっている。
一方、錯視や若者たちによるいたずらを疑う人も。カメラは右端の人物をスムーズに通り過ぎており、(まるでそこになにかがいることが初めからわかっていたように)プールサイドをあえて映しているようにも見える。しかし、いたずらにしては手が込みすぎているようにも思え、謎は深まるばかりだ。
アルゼンチンといえば今年3月、山中での幽霊遭遇事件が注目を集めたばかり。サイクリストが深夜のトレイルライドを楽しんでいた際、外灯のない真っ暗な山道でライトも持たずに佇む女性とすれ違い、幽霊とは思わずとっさに挨拶する様子が動画に記録されていたのだ。
また今年8月には、南米コロンビア・アンティオキア県イタグイにある墓地に奇妙な女性の幽霊が現れている。助けを求める声を聞いた警備員がカメラで不可解な状況を記録しており、女性幽霊が墓地外周に張り巡らされた電気柵に触れながらも平然としている様子が映し出された。
このように南米で頻発している「姿がはっきり見える」幽霊の出没騒動。宗教や土着信仰の強い南米ならではの現象なのか、それとも……。
webムー編集部
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