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軒先に設置された防犯カメラが、信じられない光景を克明に捉えていた。自転車に乗って通りを走っていた人物が、なんと自転車ごと消失してしまったのだーー!
サイクリング中の人物が、自転車ごと空間に溶けるようにして消えてしまった──。そんな驚くべきニュースがフィリピンから発信され、多くの人々を困惑させている。現場が「いわくつき」の道路であることから幽霊の可能性まで取り沙汰されており、消失したサイクリストをめぐる謎は深まる一方のようだ。
海外メディアの報道によると、話題の映像を提供したのはフィリピン・バグゴック地区に住むデイブ・クリフォード氏。最近、自宅にある鳥小屋に近づく猫が相次いでいるため、軒先に防犯カメラを設置した同氏だが、今月初めの映像を夫婦でチェックしていたところ、奇怪な光景が映り込んでいることに気づいたという。
公開された映像を見てみると、防犯カメラは軒先から道路を見下ろすような角度で設置されていることがわかる。夜間とはいえ交通量は多く、しばらくは何の変哲もない映像が流れるばかり。ところが、画面左隅から路肩を走るサイクリストが姿を現すと状況が一変。画面中央付近に到達したサイクリストの体が突如として薄くなり始め、画面右端にたどり着く頃には自転車もろとも完全に姿が消えてしまったのだ。
人間が煙のように姿を消した事例は、古今東西のオカルト界隈でよく聞く話。しかし、今回の動画の奇怪さを際立たせているのは、人間が乗り物ごと消失した点だ。クリフォード氏も「3年間防犯カメラを設置しているが、今までこんな映像に遭遇したことはなかった」と驚きを隠せない。

また、クリフォード氏は気になるコメントも残している。実はこの道路では(交通事故かどうか、原因は明かされていないが)過去に数人が亡くなっており、さらに不可解な現象が記録された日は、日本のお盆にあたる「諸聖人の日(11月1日)」。消えるサイクリストの映像を見た付近の住人は、口々に「幽霊ではないか」と指摘していたそうだ。
人間が姿を消すという意味では、幽霊以外にも「自発的無自覚不可視性(HSII)」の可能性が思い当たる。本人の意図しないところで透明人間になってしまう現象で、宗教学の博士号を持つ超常現象研究者ドナ・ハイビー氏が着目して以来、現在も研究が続けられている。

今年7月には、メキシコ・コアウイラ州トレオン市に設置された防犯カメラの映像が大きな注目を集めた。夜の12時過ぎ、夜道をひとりで歩いていた少女が画面上から徐々に消えていってしまったのだ。ただ、今回のフィリピンのケースでは人間が「自転車ごと」消えているため、HSIIと考えるには矛盾も生じてしまう。
とはいえ、HSIIは今も日夜研究が進められている段階だ。透明化のプロセスで、無自覚的に放たれた思念が他の物質に影響を及ぼす可能性がゼロとも言い切れないだろう。消えたサイクリストは幽霊だったのか、それともHSIIだったのか。あるいは、超能力者のような「まったく別の存在」である可能性も考慮すべきかもしれない。
webムー編集部
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