いざアガルタへ… 天才画家・村山槐多にインスパイアされた地球空洞説映画「火だるま槐多よ」が12月23日から公開
天才画家・村山槐多にインスパイアされたアヴァンギャルド映画は、地底世界の理想郷を目指す……
記事を読む

「ムー」本誌の隠れ人気記事、ブックインフォメーションをウェブで公開。編集部が選定した新刊書籍情報をお届けします。
鎌田東二 著
百年前の霊的巨人たちの思想や行動を再検討する
出口王仁三郎は、本誌の読者なら知らぬ者のない、近代日本最大の霊術家のひとりであり、日本政府の弾圧を受けた神道系宗教団体「皇道大本」の教祖である。
一方の田中智学は、仏教系宗教団体「国柱会」を立ち上げて「石原莞爾らに多大な影響を与え、国家主義を支える一翼となった」怪人物。
本書はこのふたりを主人公とし、「同時代を生きる共通点や差異性を持つ特異な人物二人を対称軸とすることで、両者の思想や行動や社会特性をより鮮明に立体的に描き出す実験的な試み」である。
彼らの活動した大正期は、全世界で1億人以上の死者を出したともいわれるスペイン風邪のパンデミックに、第1次世界大戦、そして関東大震災と、なぜか百年後の現在の世相と、二重写しの様相を呈している。そんな今だからこそ、百年前の霊的巨人たちの思想や行動、その「世直し」と「予言」を再検討することには今日的な意義がある。
著者・鎌田東二氏は宗教学・哲学を専門とする文学博士で、さまざまな教授職を歴任し、現在は京都大学名誉教授。現在もなお旺盛な活動を続けておられる。
本書は、そんな碩学が贈る「宇宙〈修理固成〉の交響楽の一部」。その壮大緻密な霊的宇宙に存分に酔いしれてほしい。
松田行正氏+山内雅貴氏による、異常にかっこいい赤と黒のブックデザインにも要注目。

(月刊ムー 2024年8月号掲載)
星野太朗
書評家、神秘思想研究家。ムーの新刊ガイドを担当する。
関連記事
いざアガルタへ… 天才画家・村山槐多にインスパイアされた地球空洞説映画「火だるま槐多よ」が12月23日から公開
天才画家・村山槐多にインスパイアされたアヴァンギャルド映画は、地底世界の理想郷を目指す……
記事を読む
足跡を捏造せよ! SF小説『月面にアームストロングの足跡は存在しない』
月面での極限サバイバル・ミステリ!
記事を読む
今度は米コロラド州の丘にモノリスが突然出現! 殺到する見学者たち、モノリス現象“再活性化”の謎
明らかに周囲の環境・景観にそぐわず、突如理由もなく出現する謎のモニュメント「モノリス」。先日のラスベガスに続き、今度はコロラド州で新たなモノリスが発見された!
記事を読む
脂汗を垂らす戦慄の肝試しホラー『UNWELCOME』/藤川Q・ムー通
ゲーム雑誌「ファミ通」とのコラボでムー的ゲームをお届け!
記事を読む
おすすめ記事