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未確認の亜人種なのか、あるいは極秘のバイオ実験室で生み出されたハイブリッドなのか――!? 米フロリダ州で謎の「豚人間」の目撃証言が報告されている。
米フロリダ州の広大な湿地帯、エバーグレーズ国立公園には「アリゲーター・アレイ」として知られる野生生物が跋扈する一帯があり、その名の通りアリゲーターをはじめ、熊、ボブキャット、鹿、野生豚、豹などのさまざまな動物が生息している。

地元の伝説によれば、この地には動物のほかにも奇妙なヒト型UMAが潜んでいるという。豚のような鼻を持つ背の低いヒューマノイド「スクワリーズ(Squallies)」だ。
ドン・ノッツとティム・コンウェイのW主演による1980年のコメディ映画『The Private Eyes(プライベート・アイズ)』に登場するモンスター「ウーカラー」 とよく似ていると囁かれているスクワリーズだが、体格はそれよりもずっと小さいという。
スクワリーズは身長が低いため一部の地元民からは「子供」とも呼ばれており、かつては少なくとも30~50体が生息していたと考えられている。一説では、そのうちの少数が今でもこの地域やフロリダ州の他の地域に潜んでいるという。
未発見のヒト型UMAと認識されているスクワリーズだが、一部からは極秘の研究施設で生み出されたハイブリッド生物であるとの指摘もある。
デソート大通りとオイルウェル道路付近のどこかに放棄された研究施設があり、かつてそこでスクワリーズが生み出されたという話が浮上しているのだ。
その一方、この地で孤絶したまま自給自足生活を送る一族が遺伝子的変異によってこのような見た目になったのだという解釈もあるようだ。
地元には、かつてナイトロレンダム・サンクチュアリと呼ばれる場所を通りかかった人が、謎の老人に次々と射殺されたという都市伝説も伝わっている。この老人が極秘の科学コミュニティの一員でありスクワリーズの誕生に関与していたのか、それとも単なる殺人鬼だったのかは不明である。
また、スクワリーズはこの地に近づいてきた者を捕食する残忍な怪物であるとの言い伝えもあるようだ。1960年代以来、スクワリーズに関して数多くの奇妙な出来事が起きたといわれているのだが、そのほとんどは明確な記録が残されていない。

しかし、たとえば2011年6月14日、この地でバイクを運転していた男性が目の前から「ブギーマン(boogeyman)」が飛び出してきたために転倒し、バイクを大破させたという通報の記録がフロリダ州警察に残されている。
ブギーマンの定義は曖昧だが、一般的に子供たちが信じている伝説上の幽霊や怪物のことで、アメリカではさまざまな大衆文化の中にブギーマンが登場する。
この交通事故の直後、フロリダ州ハイウェイパトロールは、本件で軽傷を負った男性はゴールデンゲートエステート在住のジェームス・スカボロー氏(当時49歳)であると発表。スカボロー氏はバイクを大破させた後、「ブタのような男」に押さえつけられたと証言している。その正体はスクワリーズだったのだろうか。
ヒト型UMAに関する都市伝説は世界各地で見られるが、一説ではそれらが出没するエリアには時空を移動するポータルがあるともいわれている。フロリダ州エバーグレーズにも異世界に通じるポータルがあるのだろうか。それとも、極秘の実験で生み出されたバイブリッド生物が野生化した存在なのか。豚に似たヒューマノイドが今後も同エリアで目撃されるのか、気に留めておきたい。
仲田しんじ
場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター https://twitter.com/nakata66shinji
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