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都市伝説ウォッチャーの漫画家・石原まこちんが散歩気分で高みを目指すルポ漫画11回目! 今回の案内人は「イルミナティカード」特集記事でおなじみの正体不明ライター、嵩夜ゆうさん。カードに仕組まれた予言実行システムとは? そして、まこちんもカードから「予言が見えた」!?
(2020年11月30日記事を再編集)




都市伝説、陰謀論で注目される「イルミナティカード」だが、思えば「ゲーム用のカードに世界の行く末についての予言が記されている」というのは、奇妙な話。
・「イルミナティ」と堂々と言っているのはいいの? 秘密じゃないの?
・絵柄の解釈が多様にできるから、わかりにくいし、後付けできるのでは?
・なぜゲーム用のカードで予言するのか?
などなど、第一にはこう思ってしまうわけで、「このカードに未来が描かれているのだ!」と安易にはのみこみにくい。
しかし、嵩夜さんの指摘で、1776年の「イルミナティ」がそもそも貴族社会へのカウンター組織であり、9年の活動でいかにして世界へ「残されるように」メッセージを仕込んだかを知ると……疑問が解けていく。アダム・ヴァイスハウプトは長期的に作用する「魔術」としてイルミナティを結成し、側近の命を捧げて、新世界秩序の構築という最終目的を後世に残したのだ。
その実践にならえば、80年代、そして90年代以降に暗号を含んだメッセージを世界に広めるにはカードゲームは最適であり、またそのユーザー層は確かに「メッセージ」に気づきそうな知的で好奇心にあふれた集団で……となれば、納得できるではないか。
そして「隠す」「残す」「気づかれる」ことは、イルミナティの計画の一部、途中でしかない。
気づかれたメッセージへの「どのように成就するか?」「どういう意味なのか?」という解釈、話題を経て……最終的には、現実を変えてしまうというのだ。
それは集団の願望やイメージ醸成で状況が引き寄せられるというものなのか、いや、「そのようにする」実行部隊の存在をも思わせる。
ノストラダムスはじめ、予言では「新たな解釈によると…」という文脈で研究が重ねられているが、「イルミナティカード」については「描いたようにする」ために作られている可能性もある……。未来予言ではなく、計画実行……。
ということは、漫画でまこちんが描いてしまった「あのひと」のカードがなにかの弾みで話題になれば、「あのひと」が世界的な陰謀に組み込まれてしまうのか? おそろしや。(編集モッチー)
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