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米テキサスで行方不明になった3歳児が、4日ぶりに発見された。そのきっかけは、教会で聞こえた聖霊の声だという……。奇跡の顛末をレポート。
アメリカ・テキサス州で行方不明となっていた3歳の男の子が、4日目の昼過ぎに無事保護された。発見者の男性は「神の啓示」を受け、森の中を探したところ男の子を発見したという。
行方不明となっていたのは、テキサス州南東部に位置するマグノリア在住の3歳の男の子、クリストファー君である。買い物から戻った母親が、車から家の中へ荷物を運び込んでいたわずか数分の間に、行方が分からなくなっていた。
マグノリアは人口2000人ほどの小さな町で、中心地を外れると道路は森に囲まれ、野生動物も多い。地元当局は誘拐の可能性も視野に入れつつFBIや捜索救助隊、ボランティアなども加わり、周囲の森や林の中を人感センサーや警察犬、さらにはドローンやヘリコプターを使用し大規模かつ広範囲にわたり捜索を続けていた。
しかし、3日が経過してもクリストファー君は発見されず、人々に絶望の表情が浮かび始めた4日目のこと。ある男性から1本の連絡が入った。それは、クリストファー君を森の中で保護した、というものだった。
捜索隊がすぐさま駆け付けると、そこは自宅から約8kmも離れた森の中。しかも前日、すぐ近くまで捜索を行っていた場所であったのだ。
クリストファー君は全身ほぼ裸だったものの外傷等はなく、病院での検査の結果、軽い脱水症状を起こしてはいたが空腹や疲労を訴えるなど意識もしっかりしており、健康に異常は見られなかった。

発見者は、地元の薬局で働くティム・ハルフィンさんである。敬虔なクリスチャンであるハルフィンさんは、教会の聖書勉強会でクリストファー君の話を聞き、無事を祈っていたところ、“明日の朝、男児を探しに行きなさい”という声が突如頭の中に響いてきたそうだ。
そこで翌日、導かれるままに森の中へと探しに行ったところ10mほど進んだところで何か音が聞こえ、そのまま森の奥へと進むと草むらの中にいるクリストファー君を発見したのだ。
ハルフィンさんによるとこの声の主は聖霊で、これまでも何度か同じような体験をしているそうだ。
まさに説明のつかない今回の救出劇について、ハルフィンさんは「男の子を見つけた時、神に祈りが届いたのだと思いました。これは神が起こした奇跡だと信じています」と語っている。
3歳の男の子が飲まず食わず、野生動物にも襲われず生き延びることができたのは、奇跡としか言いようがない。発見者=誘拐犯の可能性も考えられたが、当局の調査の結果、その可能性は低いようだ。
行方不明になる直前、クリストファー君は、隣人の飼い犬を追いかけまわしていたという証言があるが、その後どのようにして8kmも離れた森の中へ迷い込んでしまったのかは確認できていない。だが、クリストファー君のために多くの人が捜索に参加し、無事を祈っていたのは事実である。
人々の信じる通りクリストファー君が神に護られていたのであれば、ハルフィンさんは言うならばガーディアン・エンジェルというところだろうか。

(2021年11月1日記事を再編集)
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