悪魔憑き人形と心霊スポットで交霊実験! 涙を流した理由とは…/遠野そら
世界の超常現象ニュースをお届けする本コーナー。今回は、悪魔がとり憑いた人形……というだけでなく、その人形を伴って心霊スポットにいき、交霊実験を行った模様をお届け。人形が流した涙には、わけがあった?
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アメリカで4年前にこの世を去った修道女の棺を開いたところ、信じられないような光景が広がっていたとして話題になっている。これぞ奇跡か…… 信者たちも驚愕!
かの文豪ドストエフスキーによる名著『カラマーゾフの兄弟』では、登場人物である高徳の僧(ゾシマ長老)の死後、その遺体がすぐに腐敗して悪臭を放ち始めたことに周囲がショックを受ける描写が登場する。それはキリスト教において、死後も遺体が朽ちたり腐敗せず、生前の姿を保っていることが聖人である証明の一つと考えられてきたからだ。科学的に非現実的な話だが、だからこそ人智を超えた奇跡に他ならないというわけだ。
現在、その遺体にまつわる奇跡が新たにアメリカで確認されたと、海外のキリスト教徒たちの間で大ニュースになっている。

詳細を報じたカトリック系メディア「Catholic News Agency」によると今月18日、同国ミズーリ州の小さな街・ガワーにあるベネディクト会メアリー修道院は、2019年5月に95歳で亡くなった高名な修道女ウィルヘルミナ・ランカスター女史の遺体を墓地から掘り起こした。同修道院の設立者でもあるランカスター女史を、しきたり通りに礼拝堂の祭壇下に再安置するためだという。
4年前の埋葬時、ランカスター女史の遺体には防腐処理などは施されず、簡素な木の棺に収められて土葬されたことから、誰もが「もはや骨だけが残っている状態だろう」と考えていた。

しかし、取り出した棺を開いた一同は驚愕。なんとランカスター女史の遺体は腐敗するどころか、遺体の手足から顔の細部(まつ毛、髪、眉、鼻、唇)に至るまで、全身が埋葬時と同じ状態で保たれていたのだ。さらに信じられないことに、天然繊維の修道服や棺に入れられていた数々の品物(王冠、ドライフラワー、十字架、キャンドル等)にも、まったく傷んでいる様子は見られなかった一方、棺の内張りは結露や湿気で完全に朽ち果てていた。
奇跡を確信した支援者と修道女たちからは、大きな歓声が上がったという。現在の修道院長であるセシリア・スネル女史をはじめとする関係者たちは、遺体に付着していたカビを丁寧に取り除き、蝋を塗って保護することを決めた。
「彼女は、遺体になっても腐敗することがなかった最初のアフリカ系アメリカ人女性でしょう」
「私には、主がこれをなさったという実感があります。今、私たちには希望が必要です。主は私たちの信仰を再び燃え上がらせ、私たちを信仰へと引き戻すため、この体をお守りくださったのです」(スネル女史)
本件のニュースは「ミズーリの奇跡」と呼ばれ、メディアやSNSを通して瞬く間に拡散、今では数百人もの巡礼者が修道院に詰めかける事態に発展しているという。人々の要望に応え、修道院ではランカスター女史の遺体を29日まで礼拝堂で展示することを決めた。その後はガラスケースに納めて、礼拝堂の祭壇下に再安置する方針とのこと。

「ただただ、美しかった。はじめは少し非現実的だと思いましたが、彼女を見つめていると涙があふれてきて、本当に、とてもとても意味のあることだとわかりました」(巡礼者)
ちなみに、ランカスター女史は9歳のときにイエスとの対面を果たし、「私のものになってほしい」と告げられたという。その後、人種差別にも屈することなくカトリック教育を修め、生涯にわたり修道生活を貫いた。その活動は賛美歌のアルバムをリリースするなど多岐にわたり、多くの信者から慕われたという。

なお、今後ランカスター女史の遺体については科学的調査が行われる可能性も囁かれている。先日、奇跡の科学的分析を重視する姿勢を打ち出したばかりのバチカンも動き出すとなれば、正式にカトリックの聖人として列聖される可能性も高まってくる。奇跡をめぐる騒動には、まだまだ次の展開がありそうだ。
webムー編集部
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