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都市伝説ウォッチャーの漫画家・石原まこちんが、さんぽ気分で深みを目指すルポ漫画。目指すは秘密結社……なのだが、その扉はなかなか開かない。そこで、次の取材先を占いで探ることにした。 今回は、麻布十番でしっぽり、「本」を開く……。
目次
今回の取材先は麻布十番にあるバー燦伍。占い師が常駐するバーで、昼でも夜でも、ふらりと相談できる場所だ(占いについては予約推奨)。

「バー燦伍」は、他のお店でバーテンダー兼占い師をしていた千田歌秋さんが中心となって2011年にオープン。占いバーでなく、バーに占い師がいる。そんな場所として人気を集めている。実際、占いを目的とせずにふらっと飲みにくる常連さんも多いのだとか。

バー燦伍のオーナー・千田さんが得意とするのはビブリオマンシー(書物占い)。古くは古代ギリシアの神話叙事詩や聖書から神の言葉を読み取る、神託を授かる儀式として伝えられている様式で、神話や詩で占うことは、少なくとも古代ローマ時代には行われていたらしい。ビブリオマンシーという言葉がはじめて記録されたのは18世紀。
本には見出しから文章から写真などまでいろいろな要素が詰め込まれているので、問いかけの目的をしぼり込み、本のどこからキーワードやシンボルを受けとるかをしっかり決めておく準備が重要。その後、目を閉じて本を開き……そのページに示された言葉や図版をシンボルとして読み取るのだ。
電子書籍やウェブメディアではなく、一冊の紙の束になっている製本された書物がおすすめとのこと。
占い師と相談者がいっしょにシンボルを読み、解釈をしていく、セッション型の占いは珍しい。占い師に「答えを聞く」のとは異なるユニークな体験だ。
今回は「ムーさんぽ」で秘密結社への接近やUFOとの遭遇などを目指すうえで、今後の取材先をどこにするか? というお題。はたして、どんな場所が導かれたのか……?




まこちんさんが今後の漫画作品についてガチ相談していたのはここだけの話ですが……。
編集部のわがままで、「ムー」についても占っていただいた。
お題は「ムー(のweb)に加えるべきテーマ」で、本は、「ムー」本誌(2020年4月号)。
開く範囲を決めて、めくって見ると……

出たのは、ミイラの女性が発見された記事の名前、Takubutiの部分。外国語だ。常用していない外国語は「普段思い付かないこと」「未知のもの」を意味するそう。
さらに千田さんは、記事から「地位の高い女性」「伝統的なもの」「歯、食べ物」などのシンボルも読み取っていた。
そういえば、食事、グルメ系の記事の構想はあったっけ……?

隠れ家的な落ち着いた雰囲気で、昼でも夜でもゆっくりできそう。私用でまた来ます!
(2020年3月31日記事を再編集)
石原まこちん
漫画家、都市伝説ウォッチャー。代表作「THE 3名様」のスタイルで「キン肉マン」のスピンオフ「THE超人様」、CIAが主役の「陰謀論THE3名様Q」などに世界を広げる。「ムー」で4コマ漫画「オカルとおさん」を連載中。
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