「ピアスの穴から飛び出た白い糸」都市伝説は日本生まれだった! White Threadの恐怖/AI時代の都市伝説
都市伝説研究家の宇佐和通氏の新刊『AI時代の都市伝説』から、今改めて知るべきトピックを抜粋して紹介!
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携帯電話の基地局が整備されるはるか以前から、アメリカ国内には一連の謎の電波塔が数多く建てられいる。戦争などの非常時の緊急通信ネットワークのためであると説明されているが本当にそうなのか――。
核攻撃の恐ろしさは、爆発の凄まじい破壊力や放射能汚染だけに留まらない。爆発の際に発生する電磁パルスで一帯の電子機器に大きな被害が及ぶことも、現代においてはとてつもない脅威だ。もしも核爆弾を高高度で爆発させた場合、さらに広いエリアをカバーする電磁波攻撃となる。
この攻撃によって当然ながら通信回線にも大ダメージが及び、通信ネットワークシステムが寸断されることになる。もちろん軍の通信回線にも同様の被害をもたらす。
そこで米軍は、本土が核攻撃を受けた場合に備えて、1980年代から予備の通信ネットワークの構築に取り組んだ。
GWEN(Ground Wave Emergency Network)と呼ばれる地上波緊急ネットワークシステムは、150~175kHzの低周波で信号を中継しながら送受信するシステムで、中継に使われる「GWENタワー」が米国各地に建設された。
このGWENタワーに特に目立ったところはなく、通常のAMラジオ局で使用されるものとよく似た、高さ約90メートルほどの鉄製のトラス構造のタワーである。
計画では200以上のGWENタワーが作られる予定であったが、58基が建設された時点で、軍は既存の通信システムでも予備の通信網を用意できることを理解し、議会でも建設予算の継続が疑問視されたことでプロジェクトは1990年代初頭に中止。
その後、GWENタワーの一部はアメリカ沿岸警備隊の所有となり、全地球測位衛星アンテナが設置され、全国のGPS ネットワークの拡大に寄与した。残りのタワーは携帯電話会社などの民間企業に売却されたという。


このように、当初の役割とは別の用途を与えられたGWENタワーなのだが、一部の人々からはGWENタワーに“隠された目的”があったと指摘されている。
ニコラス・ジョーンズ氏が2001年に発表した「GWEN towers -Total Control-」という記事によれば、GWENタワーは地震や洪水などの気象を改変することができたり、超低周波を使って一帯にいる人々をマインドコントロールする機能などが備わっているという。
超心理学研究の先駆けであったアンドリヤ・プハリッチ博士の研究で、超低周波が人々の精神に影響を及ぼすことがわかっており、GWENタワーを使えば人々の気分や感情を操作できるというのである。
プハリッチ博士によれば、超能力療法士(サイキックヒーラー)は実践的なヒーリングプロセスを通じて8Hzの波を生成し、患者に共鳴させることで実際に心臓疾患を治療することができるという。
プハリッチ博士が発見した、周波数と“人間の気分”の関係について代表的なものを次に挙げる。
● 10.80Hzは暴動の原因となる。
● 10Hzは催眠状態に誘う。
● 7.83Hz (シューマン共鳴) は、人々の気分を良くする。
● 6.6Hzはうつ病を引き起す。
プハリッチ博士によれば超低周波が体内のRNAとDNAを変化させ、水素結合を破壊して、人をより高い振動率で共鳴させるということだ。


このようにGWENタワーから発する超低周波によって、人々の気分を変えて御しやすくしているのだろうか。
さらにいえば、気分を変えるだけに留まらず、ある種の人々に対しては“マインドコントロール”も可能になるという。その人々とは、政府の謀略によって“インプラント”を施された人々である。
ジョーンズ氏によれば、インプラントにはいくつかの種類がある。初期のものは歯科医によって差し歯や歯の詰め物に入れられ、インプラントされた装置から行動を指示する“声”が聞こえてくるという。
そして現在のバイオチップは髪の毛の幅よりも小さく、注射などに混入されて体内に送り込まれる。これらのバイオチップは血液を循環して脳にとどまり、犠牲者はインプラントを介して“声”を聞くことになるそうだ。
また、40人に1人はエイリアン・アブダクションによって小さな装置を身体に埋め込まれている。しかし、このエイリアン・アブダクションの多くは米軍によって人為的に設計されたものであり、高度なホログラム技術を使用して演出され、被害者にエイリアンに誘拐されたと信じ込ませる疑似体験であるとのこと。
いずれにしても、さまざまな手段でインプラントを施された人々は、何者かによって発信された“心の声”を聞くことになるというのだ。

そして話はさらに壮大になり、インプラント犠牲者は通信衛星によって追跡され、現在いる場所から最も近い大型テレビ放送アンテナ、GWENタワー、またはその他のアンテナを経由してメッセージが送信され、あらゆるタイミングで“心の声”を聞かされるというのだ。
送信されるメッセージは潜在意識レベルで犠牲者の心に入り込むことができ、当人はその“心の声”が自分の考えであると信じきっている。
こうして実際に、アジア、アフリカ、ヨーロッパ、ラテンアメリカの多くの国で、通信衛星を介した高度な遠隔手段によるマインドコントロールによって、凶悪で反人道的な過激派グループがでっち上げられ、デモやテロなどが扇動されているという。自殺さえ誘発される可能性があるということだ。
GWENタワーに端を発する陰謀論はこれに留まらず、「ケムトレイル」と組み合わせてマインドコントロールをさらに強化したり、あの「HAARP」と連携させて気象改変や地震の発生が行われたりと盛りだくさんである。
現状ではこのマインドコントロール技術は全人類に適用されているわけではないということだが、ジョーンズ氏は、その実現に向けて計画は着々と進行中だと主張する。いわゆる陰謀論的には、今回のコロナ禍がそれをさらに強引に推し進めたということになるのかもしれない。
マインドコントロール技術については、冷戦時代のアメリカとソ連で意欲的に研究されていたことが機密解除された各種文書から明らかになっているが、そうした技術が完成したという報告や、実際に運用されているという言及は少なくとも公式の記録にはないように思える。しかしこのGWENタワーの存在が示すように、完成されたマインドコントロール技術が実際に運用されて“人心操作”が行われているとすれば、すでにこの世界はディストピアでしかないだろう。今頃知ってももう遅いという事態でないことを願うばかりだ。
【参考】
https://www.bibliotecapleyades.net/scalar_tech/esp_scalartech04.htm
https://mysteriousuniverse.org/2023/02/Creepy-Abandoned-Radio-Towers-and-Government-Mind-Control-Projects/
仲田しんじ
場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター https://twitter.com/nakata66shinji
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