聖書の暗号「666」大預言/MUTube&特集紹介 2024年6月号
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近代以降、霊と交信する方法を確立、または会得した霊媒たちが世間を賑わせるようになる。彼らは霊界の存在から超常の力を借りて、この世に具現化させてみせた。今回は、音楽家の巫女となった「ローズマリー・ブラウン」を紹介する。
1970年代、ローズマリー・ブラウンという名のイギリス人女性が世間を賑わせた。なんと彼女の前に、ドイツ・ロマン派のピアニスト、リストの霊が出現し、ピアノの演奏法を教えたうえに「自分の未発表曲を世間に公表してほしい」と頼んできたというのだ。彼女の体を借り、リストは〝新曲〞を発表していく。
さらに、バッハ、ショパン、シューベルト、シューマン、ベートーヴェン、ドビュッシー、ブラームス、ラフマニノフなどなど、そうそうたる作曲家たちが彼女の身体を借りるようになった。作曲家たちは、ローズマリーが曲を覚え込むまで、彼女の手足を使って何度も何度も〝新曲〞を弾かせつづけるという。紙に楽譜を書かせることもあれば、ローズマリーが弾きこなせない場合は、作曲家自らレッスンを行った。
「狂言か妄言ではないのか」と疑念を抱かれても仕方ないだろう。しかし、彼女の経歴を見れば、その疑念は消えるはずだ。
ロンドンの貧民街に生まれた彼女は、幼少期にピアノを習ったものの才能のなさと経済的な理由から、すぐにやめてしまった。その後もボロボロのアップライトピアノで遊んでいたというが、ただ、それだけ。
後に、彼女の音楽性をテストした音楽教育家のファース夫妻によると、ローズマリーは簡単な聴音すらできず、音楽知識も乏しく、作曲家が憑依していない状態ではまったく音楽的な才能は感じられなかったという。
だがある夜、彼女がいつものようにボロボロのピアノで遊んでいると、ひとりでに指が動き出した。さらに、彼女が一度も使ったことがないペダルも自然に使いこなしていた。「リストが乗り移ったのだ」と、ローズマリーは直感した。それというのも幼少期、ローズマリーはリストの霊に出会っていたからだ。
リストの〝新曲〞をはじめ、どの曲も「巨匠の楽曲に劣る(偽物だ)」という音楽研究者は多いが、「確かに多くの類似点が見られる」とうなる研究者がいるのも、事実である。


並木伸一郎
「ムー」創刊当初から寄稿するベテランライター。UFO研究団体ICER日本代表、日本宇宙現象研究会(JSPS)会長などを兼任。ロズウェルやエリア51をはじめ現地調査を重ねて考察し、独自の仮説を「ムー」や自身のYouTubeなどで発表している。
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