2023年・癸卯年の運勢は? おすすめの神社と参拝の心得/鶴見神社・花谷幸比古宮司に聞く(2)
古神道白川流の易学や、中国に伝わる望龍術を修めた花谷幸比古宮司(鶴見神社)に聞く、2023年の開運法第2弾。今回は、参拝におすすめの神社と、参拝するときに気をつけたほうがよいことについてうかがった。
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初の「ミレニアル世代」の聖人が登場することが確実となった。ローマ教皇フランシスコが5月23日、2006年に15歳で逝去した福者、カルロ・アクティスの二度目の“奇跡”を認定したことで、彼に“聖人”となる資格が与えられたのだ――。
神の子である「聖人」と認められることは並大抵のことではない。教会の厳しい審査によって2つ以上の“奇跡”を起こしたことが認定されなければならないのだ。
今回、聖人となる資格を与えられたカルロ・アクティスは1991年に英ロンドンで生まれ、幼少期にイタリア人の両親、アンドレア・アクティスとアントニア・サルツァーノとともにミラノに移住した。
アクティスはコンピュータの天才で、小学生の時から独学でプログラミングを学び、2006年に白血病で亡くなるまでローマカトリックの教えをオンラインで広めるためのウェブサイトを開設して教会に貢献した。
また、彼は両親が離婚したクラスメートを支えたり、いじめられている障害のある仲間を擁護したり、ミラノの路上生活者に食事や寝袋を提供する活動も行っていた。
アクティスの最初の奇跡は、ブラジルの7歳の少年が亡きアクティスのTシャツに触れた後、難病の膵臓疾患から回復したことである。これが奇跡であると教会に認められ、アクティスは2020年に列福され福者となったのだ。
そして今回、アクティスの2度目の奇跡が認められることになった。
2022年にフィレンツェで起きた自転車事故の犠牲者の女性、ヴァレリア・バルベルデさん(当時21歳)は緊急開頭手術を受けて危篤状態にあった。家族は彼女のためにウンブリア州アッシジのアクティスの墓に赴き、娘の回復を祈ったという。
すると、家族が祈りを捧げた同日、バルベルデさんは人工呼吸器なしで呼吸を始め、上肢と発話機能も回復したのだ。
報道によると、彼女はこの10日後に集中治療室から退院し、CTスキャン検査では脳挫傷が消えていたことが判明したという。
この一件が聖人修道会医療評議会の審査にかけられ、今回、教皇フランシスコによって正式に奇跡であることが認められたのだ。
アクティスの墓があるアッシジの教会のドメニコ・ソレンティーノ大司教は「教会は祝賀ムードです」と喜びのコメントを発表している。
こうして死後に起こした2度目の奇跡により、アクティスは(聖人の候補となる)列聖の資格を得たのである。この後、いずれかのタイミングで彼が聖人となるのはほぼ確実となったが、その暁には、飛び抜けて若い「ミレニアル世代」の聖人が登場することになる。
今回のアクティスのようにトントン拍子で聖人の要件を満たすケースは実はきわめて稀である。
聖人となる最初のプロセスは、まず死ぬことである。聖人(候補)が天国に到着したことをローマカトリック教会が正式に認めることがそもそもの前提となるのだ。
ローマカトリック教会は、奇跡を起こすことができるのは神だけであり、それは主に人々の病気が治癒する現象であると説明している。聖人は神とともに天国にいるため、祈りを捧げる人々を助けるのだという。
教会の教えに敬虔に従った人生を送った後、候補となる人物の列聖手続きが始まり、通常は5年間が費やされる。その手順は次の通りだ。
●神の僕(しもべ)であることが証明される
バチカンに神聖さ、純粋さ、献身をもって人生を送ったことを説明する報告書を送ることで審査される。これらの基準を満たせば、正式に神の僕とみなされる。
●英雄的で高潔であると認められる
その後、報告書はバチカンの聖人列聖省に送られる。聖人列聖省は高位の宗教指導者で構成されており、その人物の人生と仕事を調査し、すべてが教会の教えに沿っているか、慎重さ、正義、節制、勇気、信仰、希望、慈善の7つの美徳を示しているかが検証される。
●奇跡と美化のチェック
ここまで認められた人物が殉教者である場合、聖人として認められ地元で祝福される。そうでない場合は、奇跡を起こしたことが証明されなければならない。生前の奇跡には、水面に立ったり、同時に2か所に現れたりすることが含まれる。死後の奇跡には、死体が甘い匂いを放ったり、腐らなかったりすることが含まれる。
●列聖
死後にもう1つの奇跡を起こしたことが認められると、教皇の布告により列聖され、神のもとにいると確認される。教皇の宣言によって聖人となると、教会が認める聖人一覧に名を連ね、人々はこの人物に祈ることができる。
アンドレア・アクティスが聖人となる日は、世界24億人のキリスト教徒にとって、また次世代のキリスト教を担う若い世代の信者にとって、きわめて喜ばしい祝祭の日となるに違いない。
仲田しんじ
場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター https://twitter.com/nakata66shinji
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