「トート・タロット」でパスワーキング瞑想 カードを通じてアストラル界へ至った実践例/ヘイズ中村
魔術的用法を前提に制作された「トート・タロット」。今回は、その用法をもうひとつご紹介する。カードをじっと見つめて瞑想し、その世界へ没入してさまざまな体験をするという「パス・ワーキング」だ。
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スペイン北部ラ・リオハ州では、前世がスペイン人だったという女性の事例が報告されている。その女性は北欧デンマークで生まれながら、スペイン人として暮らしていた前世の記憶をもっているというのだ。
古くから世界各地で報告されている、生まれ変わり現象。関係者の証言や史実的観点から、“生まれ変わり”としか説明のつかない経験的事実は、現代でも数多く存在している。
デンマーク在住のジェット・トフトさんは、幼いころから、見知らぬ場所で現実とは違う両親と暮らしている姿が脳裏に浮かんでいたのだという。それはとても鮮明で、かつ白昼夢のように前触れ無く現れることから、催眠療法でその原因を探ると、とても信じられないような話をしはじめたのだそうだ。
「私の名前はニカノール・ベアモンテ。イベリア半島にある小さな村で暮らしていたわ。雪の聖母教会の近くで、オリーブの木や、粉挽き工場があったの」
ほかにも村の建物や、友人知人、さらには村長がゲラルド・ゴンザレスという名前だったことまで、はっきりと話したというのだ。トフトさんには覚えのない場所だったそうだが、内容があまりにも具体的であったことから半信半疑で「ゲラルド・ゴンザレス」について調べてみたところ、ピタリと一致する人物が存在していたのだ。
それは今から約170年前。1850年ごろのイベリア半島に位置する人口わずか4500人ほどの「アウトル」という小さな村の村長が、ゲラルド・ゴンザレスという名前だったのだ。

そこでトフトさんはアウトル村の役場へ連絡をし、記録を調べてもらったところ、なんとニカノール・ベアモンテという名の少女も実在していたことが明らかになった。その記録によると、ニカノール・ベアモンテが生まれたのは、1826年。ゴンザレス氏が村長を務めていたのは、ニカノールが24歳のころとなり、まさに同じ時期を生きていたこととなる。そしてさらに不思議なのは、催眠状態でトフトさんが話した「雪の聖母教会」や「粉挽き工場」などの建物もあり、細かい内装までほぼ一致していたのだ。
繰り返しになるが、トフトさんがアウトル村へ行ったことは一度もない。だが、あまりにも不可解な事実に、直接現地へと赴くと、村の様子、建物、そこから見える景色……。多少の相違はあるものの、そのほとんどが脳裏に浮かんでいた情景そのままであり、ここで暮らしていた自分の姿がフラッシュバックするかのように思い出させられたのだという。
そこで村役場協力のもと、ある年長者の女性に古い話を聞くと、幼いころから白昼夢として見てきた内容と、老婆に代々伝えられてきた過去の出来事が一致。時代もニカノール・ベアモンテの生きていたころのもので間違いことが明らかになった。
だが、あまりにも奇妙すぎるこの出来事に、村人たちからは疑惑の声もあがっていたようだ。記録に残らないほど小さな出来事や事件も知っていたことから、「幼いころにアウトル村出身の親戚から聞いた話が、前世の記録として刷り込まれたに違いない」、「以前からアウトル村の歴史や習慣を調べていたのではないか」などの説が飛び交ったが、外国人旅行者も珍しい小さな村のことである。今ではニカノール・ベアモンテの生まれ変わりだと信じられているようだ。
現在も、経験科学研究の対象として、専門家による調査・研究が進められており、トフトさんの事例は近年最も正確に記録されている生まれ変わり現象のひとつとされている。大人になるにつれ前世の記憶が薄れていくことが多いというが、そこに宿っているのは輪廻転生の記憶なのか、はたまた憑依現象なのか。ぜひ今後の続報に期待したいと思う。
【参考】
遠野そら
UFO、怪奇現象、オーパーツなど、海外ミステリー情報に通じるオカルトライター。超常現象研究の第一人者・並木伸一郎氏のスタッフも務める。
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