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超巨大建造物から超常事件の現場まで、各地のさまざまなミステリーを、超常現象研究の第一人者・並木伸一郎がセレクトした〝世界の新七不思議〟をご案内! 今回は〝UFO・異星人の七不思議〟に選定したなかから、UFO関連の歴史上、もっとも有名でもっとも謎に満ちたロズウェル事件、その物証です。
1947年7月、アメリカ、ニューメキシコ州ロズウェルのフォスター牧場に謎の物体が落下、牧草地の1キロ四方には奇妙な残骸が散らばっているのが発見された。いわゆる「ロズウェル事件」騒動は〝この現場〟から始まった。
大量の残骸は小さな断片で、軽くて薄くて強固。銀紙に似ていたという。また、小さな鋼材(I型鋼)に似たものもあり、この内表面には奇妙な文字が浮き彫りされていた。
気球落下説を主張した空軍は、残骸は超軽量スーパーストロング素材であり、文字に見えたものは花模様の粘着テープ。当時は気象観測用のレーダー用ターゲットを支えるバルサ材は粘着テープで補強されていた、と説明したのだがーー
実は、目撃者が語る残骸には、分析せずとも地球外人工物であることが瞬時にわかるものがある。それが、ドン・シュミットらリサーチャーたちが「ロズウェルの聖杯」と呼ぶ、一種の形状記憶合金の存在だ。
目撃証言に共通するのは、薄くて軽く、銀色で、片手で丸められるが、置くと皺が伸びてもとの形に戻り、皺も残らないという点だ。しかも切る、燃やす、変形させた状態を長時間保つこともできなかった。
事件当時、そんな性質をもつ物質は知られていないし、21世紀の現在でも存在しない。これぞ、〝ロズウェルの物証=聖杯〟なのである。

ロズウェル事件は、軍人も含め、何人もの事件関係者が堂々と本名を名乗り、真相を語り、宣誓供述書にサインをしている、これだけ多くの身元が確かな人々の証言を得られたUFO事件は、この事件をおいてほかない。
そしてまた別の場所で発見された墜落機体と異星人の遺体回収の話の数々――。
多くに証言から導きだされる事実は、やはり地球外の宇宙船の墜落という結論にたどりつくしかない。残るはただひとつ“物証”の提示だ。シュミットらのチームがたびたび現場を調査しているので、いずれ「物証=聖杯」が発見されるにちがいない。


並木伸一郎
「ムー」創刊当初から寄稿するベテランライター。UFO研究団体ICER日本代表、日本宇宙現象研究会(JSPS)会長などを兼任。ロズウェルやエリア51をはじめ現地調査を重ねて考察し、独自の仮説を「ムー」や自身のYouTubeなどで発表している。
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