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2023年9月に世界中の注目を集めた、メキシコ「UFO公聴会」。そこで公開された“異星人のミイラ”と同種と思しき別のミイラを調べたところ、人間の指紋と一致しないことが判明した!
2023年9月、世界各国から識者がメキシコに集い、同国史上初となる「UFO公聴会」が開かれたことは以前ムーでもお伝えしたとおり。公聴会では“異星人のミイラ”が公開されて世界的な注目を集めたが、それと同時期に同じエリアで出土したという別のミイラの詳しい検査が行われ、なんと「人間の指紋ではない」ことが判明したようだ。

まずは、問題のミイラが出土した経緯から振り返っておこう。2010年代にペルーの珪藻土鉱山から出土した不可解なミイラたちは、(諸説あるが)合計20体前後とされる。どれも珪藻土に覆われて白く干からびており、身長やポーズこそさまざまではあるものの、人間と似た目・鼻・口と四肢をもつ。しかし、頭部は前後に向かって大きく伸びており、指は3本しかない。さらに、腹部に卵を有した個体もあったと伝えられる。

その後、様々なルートで世界各地に散り散りとなったミイラ(その出土場所から、今では「ナスカ・ミイラ」とも呼ばれている)だが、超常現象研究家でジャーナリストのハイメ・マウサン氏がそのうち小型の2体を入手し、公聴会で大々的に発表したというわけだ。なお、メキシコ国立自治大学の科学者がこの2体の放射性炭素年代測定をおこなった結果、約1000年前のものであり、地球上に生息するどんな生物ともDNAが一致しなかったとされる。
そして今回、ペルーで出土した不可解なミイラのうち「マリア」と名付けられた個体を検査したのは、米コロラド州の元検察官で現弁護士のジョシュア・マクドウェル氏だ。同氏は、(詳しい経緯については明らかになっていないが)米国の法医学検査官3名とともにペルーに向かい、今も同国に存在する「マリア」との対面を果たし、詳細にわたる検査を行うことができたという。
数年前の発見時にも話題になった「マリア」の状態を改めて確認すると、他のミイラと同様に表面は珪藻土に覆われている。一方、メキシコUFO公聴会のミイラよりも体全体が大きく、膝を抱え込んだ姿勢である。そしてマクドウェル氏は、英紙「The Daily Mail」の取材に対して「『マリア』の手足の指には輪や渦巻き模様が見られず、指紋らしき隆起はほとんど直線に見えた」と、最新の検査結果を明かしたのだ。

マクドウェル氏は職業柄、数多くの指紋を確認してきた人物だ。そんな同氏が「マリア」の指紋について「人間と一致しない」と明言するならば、これが“人間ではない何か”である可能性がぐんと高まるが、3人の検視官も含めて、決定的な発言をするのは「極めて時期尚早」と冷静だ。マクドウェル氏は「地球上で可能な説明がまだあるかもしれない」「ミイラの真の性質を特定するための取り組みは今も進行している」と付け加えた。

謎のミイラをめぐっては、今年1月にペルー検察庁の法医学考古学者フラビオ・エストラーダ氏が「動物の骨と現代の合成接着剤で組み立てられた人形だ」と指摘。異星人である可能性を真っ向から否定しているが、今も答えは出ていない。調査を続けるマクドウェル氏から今後どのような新発見がもたらされるのか、経過を注意深く見守る必要がある。
【参考】
https://www.dailystar.co.uk/news/world-news/alien-mummies-mystery-deepens-bombshell-33312302
https://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-13660711/Peru-alien-Nazca-mummies-fingerprint-analysis-not-human.html
webムー編集部
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