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マレーシアの寄宿学校で発生した、学生50人にも及ぶ集団ヒステリー。少年少女がパニックに陥る直前、「ドッペルゲンガー」が現れていた!
今回の不可解な事件の舞台となったのは、マレーシアのヌグリ・スンビラン州にあるバトゥ・キキル国立中等学校だ。4月21日(現地時間)、同校の寮で暮らす13~17歳までの生徒のうち、男子19人・女子31人が次々とヒステリー状態に陥った。
悲鳴を上げて嘔吐したり、意識が朦朧となる生徒も見られ現場は一時騒然としたが、原因は今も不明のまま。事態を深刻に受け止めた学校側は寮生に1週間の一時帰宅を認めたというが、関係者はショックを隠せない様子だ。しかし、今回の集団ヒステリー事件をさらに不可解なものとしているのが、奇妙な目撃証言も伝えられていることだ。

娘がヒステリーを発症した瞬間を偶然目撃してしまったというという匿名の保護者によると、「その直前、娘の友人の姿に極めてよく似た(しかし本人ではない)何者かが校庭にいて、呼ばれていたようだ」とのこと。つまり、友人のドッペルゲンガーを目撃したことが娘のヒステリー発症につながったと訴えているのだ。そして、とある生徒が悲鳴を上げたところ他の生徒たちも次々と異変を起こし、集団ヒステリーにつながったという。
なお、この女子生徒に事件当時のはっきりした記憶はなく、半意識状態だったという。また、女子生徒が(ドッペルゲンガーに呼ばれるがまま)校庭へと向かわないように隣にいた友人が引き留めてくれ、やがて現場に駆けつけた教師たちによって事態は終息へと向かったらしい。
情報が断片的にしか報じられていないため、まだまだ数多くの疑問が残る今回の事件だが、医療従事者が応援に駆けつけたり、事件後に国会議員も視察に訪れるほど現地では大騒ぎとなっている。もしも友人のドッペルゲンガーに呼ばれるがまま女子生徒がグラウンドに行っていたら、一体どうなっていたのだろうか。集団ヒステリーの衝撃はもちろん大きいが、命に関わる状況にまで至らなかったことは不幸中の幸いといえる。
女子生徒が目撃した友人にそっくりの何者か、つまり「ドッペルゲンガー」が集団ヒステリーの元凶だったと仮定すると、やはりドッペルゲンガーは“不吉な予兆”と捉えるべきだろう。それは本人の肉体から分離した魂であり、自分のドッペルゲンガーを目にした者は死期が近いとも囁かれている。

歴史に名を残す偉人たちもドッペルゲンガーを目撃しており、第16代アメリカ大統領エイブラハム・リンカーンは、鏡の中に映る“2人”の自分を見たという。芥川龍之介に至っては著書『二つの手紙』『影』などでドッペルゲンガーを扱い、自身もドッペルゲンガーを見た経験があると座談会で明かしているほどだ。
集団ヒステリーとドッペルゲンガーという、不可思議な現象が重なったマレーシアの一件。謎は深まるばかりだが、巻き込まれた学生たちの早期回復と、さらなる情報公開が待たれる。
webムー編集部
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