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200年前の壁画に、人類誕生前の地球で生息していた古生物を発見! 出会うはずのない両者が接触していたことを示す証拠なのか? 三上編集長がMUTubeで解説。
南アフリカの先住民が遺した謎の壁画に、2億年前の地球で生息し、人類誕生前に絶滅したはずの古代生物が描かれている可能性が浮上し、考古学界を騒然とさせている。
衝撃の分析結果を発表したのは、ヨハネスブルクにあるウィットウォーターズランド大学の進化学者、ジュリアン・ブノワ率いる研究チームだ。
9月18日、世界最大の学術ジャーナル誌「PLOSONE」で公開された論文によると、研究チームは同国中央部に位置するフリーツステイト州のセラティ・ゲーム保護区内、「ラ・ベル・フランス」と呼ばれる丘の調査を行った。この丘にある「ホーンド・サーペントの壁」には、現地の狩猟採集民族・サン族が1821〜1835年にかけて描いた数々の絵が存在する。
ほとんどの壁画はサン族にまつわる出来事や動物をモチーフにしたものと考えられているが、研究チームは今回新たに「長い胴体と下向きに曲がった牙をもつ」動物の姿を発見。ところが、奇妙なことに壁画が描かれた当時、サン族が暮らしていた地域にそのような姿の動物が生息していた記録はない。
では、この奇妙な動物の正体はなんだったのか? ブノワは驚くべき事実に直面する。なんと、2億6500万〜2億年前にかけて南アフリカに生息し、同地で化石が多数出土している大型の古生物「ディキノドン」と非常によく似ていることに気づいたのだ。
ディキノドン類は、恐竜よりも先に出現した草食の脊椎動物だ。「哺乳類型爬虫類」とも呼ばれ、四足歩行と口吻部から突き出た2本の牙を特徴とする。中生代(約2億5200万〜6600万年前)に哺乳類へと進化した、人類の遠い祖先というべき存在だ。
(文=小川弦人)
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webムー編集部
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