頭塔に塚に祟る石……古都のいわくつき建造物! 奈良妖怪新聞・ピラミッド厳選
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列島各地に存在するピラミッドと超古代文明の謎を徹底ガイド!
長野県長野市松代に、標高659メートル(麓からの比高は280メートル)の皆神山ピラミッドがある。
とはいえ、山の姿はピラミッドというには少し違和感がある。山頂が陥没しているからだ。そのため、イラクのジッグラドのようにも思える。もちろんジッグラドも、古代イラクのピラミッドの一種ではあるのだが。
地元の案内板によると皆神山は人工の山で、ある種の重力制御によって築かれたとされている。しかも建造は今から約2万〜3万年前の超太古の時代であり、建設目的も墳墓や神殿ではなく、飛行船(UFO)の基地だったのだという。つまりこれこそが、世界最古のピラミッドということになる。
昭和40(1965)年のことだ。その皆神山の地下3〜5キロを震源とする、群発地震が発生した。2年間で有感地震は7万回を超え、山は1メートルも隆起した。だが、学者たちがいくら調査しても、地震の原因は最後までわからなかった。

地質学的に皆神山は、溶岩ドームだとされている。しかし、地下で今も活発な火山活動が行われているわけではない。ところが「サンデー毎日」誌が通産省の地質調査書のデータを調べたところ、「皆神山の中心部の重力は、マイナス6ミリガル(重力の5000分の3)、標準値を下回っている」という記述が見つかったのだ。
この数字は、皆神山の地下に少なくとも縦3キロ、横1.6 キロ、高さ400メートル程度の巨大な楕円形空間が存在していることを意味している。
実は皆神山では、第2次世界大戦末期の昭和19(1944)年に、旧陸軍参謀本部によって大規模な地下施設の建設が行われた。本土決戦に備えて地下壕を掘り、参謀本部を移転させ、首都移転計画さえ実施しようとしたのだ。
ところがいくら掘ってもなかなか岩盤にぶつからない。それどころか、土の間から空気が漏れてきたともいう。したがってこの巨大空間は、旧陸軍によるものではない。
では、この空間は何なのか?
おそらくはかなり古い時代から、地下には広大な空間(UFO基地?)が存在していたのだ。そして長い年月の間にそれが崩れ、落ちこんだ。
そう考えれば、山頂が陥没していることも説明できるし、皆神山がピラミッドであることも納得できるはずだ。


(月刊ムー 2024年5月号)
中村友紀
「ムー」制作に35年以上かかわるベテラン編集記者。「地球の歩き方ムー」にもムー側のメインライターとして参加。
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