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文=遠野そら #MYSTERYPRESS

メキシコ湾には知られざる超文明の遺跡が眠っている……? 考古学者が主張する「構造物」は、中南米文明のルーツなのか?
中米のマヤ、アステカ、そして南米のインカ。謎多き中南米のルーツともなる得る超古代文明「クレセンティス」が、アメリカ・ニューオーリンズ沖に眠っているという。
超古代都市「クレセンティス」は間違いなく存在する!
そう主張するのは、50年以上にも渡りメキシコ湾北部を調査しているアマチュア考古学者のジョージ・ゲレだ。ゲレは、ルイジアナ州沖合15キロに位置するシャンドルール諸島周辺の水中ソナー調査を実施。すると推定約85mの巨大なピラミッド型構造物を発見したのだ。また驚くことに、先端部からは信じられないほど大きな電磁エネルギーが放射されており、海上ではコンパスなどの計器類が停止したという。
「4回、ゲレの現地調査に同行しましたが、船や電子機器も全部きかなくなるなるんです。まるでバミューダトライアングルにいる時のようでした」と、ゲレの調査に同行した船頭員も、明らかな異常を感じたと証言している。
さらにゲレは、シャンドルール諸島近海で古くから漁師網にかかる奇妙な四角い石を調査したところ、それらは花崗岩(かこうがん)であることが判明したそうだ。だが、ミシシッピ川周辺地域には天然の花崗岩は存在しないという。説明がつかないこの事実は、いったい何を意味するのだろうか。
ゲレは、太古のシャンドルール諸島近海は陸地であったことに注目し、花崗岩は当時に造られた遺跡の一部ではないか、と推測しているのだ。恐らくそこには超高度な文明が栄え、ピラミッドなどの建造物がある古代都市が築かれていたという。
しかし、シャンドルール諸島が陸地であったとされるのは、はるか昔、氷河期時代である。これについてゲレは「この氷河期に文明の滅亡が隠されている」と説明している。氷河期が終わりを迎えた1万2千年前、古代都市は海面の上昇とともに海の底へと沈んでしまったのではないか、というのだ。
ゲレはこの海に沈んだ都市を「クレセンティス」と命名し、かつてメキシコや中南米で栄えたマヤ、インカ、アステカ文明の先駆けとなる主張都市であった可能性が非常に高いと主張している。

これが事実であれば人類史をも変える発見であるが、もちろん懐疑的な意見もあるようだ。
テキサスA&M大学は、シャンドルール諸島周辺で発見された花崗岩は、その昔スペインやフランスの船のバラストではないか、との見解を示している。船が浅瀬に入る際、機体を軽くするため捨てた石ではないか、というのだ。その他にも難破船の積み荷など様々な意見があるようだが、ゲレはこれらの見解に真っ向から反論。ゲレ自身、バラストなど様々な側面から考察したそうだが、なかには加工したような形跡があることから、「人工物で間違いない」と断言している。
約1万2千年前といえば、日本は縄文時代。さらにいえば、かの有名なアトランティス大陸が海の底へ沈んだとされる年代である。ゲレは今後も調査を進めると力強く語っているが、ぜひその続報に期待したいと思う。
遠野そら
UFO、怪奇現象、オーパーツなど、海外ミステリー情報に通じるオカルトライター。超常現象研究の第一人者・並木伸一郎氏のスタッフも務める。
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