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謎多き「エリア51」の基地内でも特に極秘とされる施設「S-4」の内部を紹介するフルCG映像が登場した! 今、このアイミングで公開された真意に迫る!
エイリアン・テクノロジーと人類の接点となる施設というイメージがいまだに払拭されないエリア51。その中でも「S-4」と呼ばれる極秘施設は、あのボブ・ラザー博士が深く関わっていた反重力推進装置のリバースエンジニアリング・プロジェクトの中核的存在と受け取られている。S-4に対する疑念がなくなることはなかったし、これから先も同じ状況が続いていくだろう。
このほど、フルCGのS-4紹介ビデオが制作され、話題になっている。クレジットに(アドバイザーに近い扱いで)ボブ・ラザーの名前が紹介されているところを見ると、彼自身の強い意図が具体化したものと考えたほうがいいかもしれない。
S-4に関する資料や証言を丹念に集め、基地の外観から地下構造、さらに施設の細部を再現したビデオはまさにバーチャルツアーと形容するのがふさわしい出来となっている。一般市民は判定の材料も基準も持ち合わせないが、一見の価値があるだろう。
今年6月12日、スティーブン・グリア博士がワシントンD.C.で大規模な記者会見を行ったことは記憶に新しい。この記者会見は、グリア博士が主宰する「ディスクロージャー・プロジェクト」というUFO研究事業の集大成という位置づけで行われたもので、数名の重要証人が同席し、具体的な資料も提示された。
しかし、この記者会見で提示されたビジュアルな資料はすべてイラストだった。参加したジャーナリストやUFOサークルから、そのあたりが消化不良気味だったことを指摘する声が上がっていたのも事実だ。今回のビデオ(記者会見の約3か月前に公開)を製作したMac Mave Studiosのクリエイターたちもグリア博士の記者会見を見たことは間違いない。映像からはこのビデオを作るためにかなり長い時間をかけて資料を集め、CGを作ったことが感じられるが、再生回数が伸びたのは記者会見の後からだったと推測される。

そして今回の映像には、製作者の言葉として次のような文章が記されている。
「『ボブ・ラザーと円盤』というドキュメンタリー番組にインスパイアされてこの映像を作った。S-4に関する情報を集めるだけ集めて、内部構造を再現してみた」

バイオ・ハザードのプレイ画面にも似ているが、細部や照明も凝っていて、かなりリアルだ。製作者はラザー博士の証言に加え、ダン・ブリッシュとマイケル・シュラットという2人の学者からの情報も活かしている。ブリッシュは政府関連機関で働いていた微生物学者で、ヒストリー・チャンネルの番組にもコメンテーターとしてたびたび出演している。一方のシュラットは、記録担当官として空軍に所属していた元軍人だ。
もちろん、この映像がすべて正しいとは言えないし、製作者自身もブリッシュやシュラット、そしてラザーとの直接的な関係があるとも思えない。しかし、特にUFOサークル内では口コミによって誰もが知るものとなっている。
筆者が強調したいのは、この映像が発表されたタイミングだ。前述の通り、Mac Mave Studiosは、グリア博士が記者会見を行う3か月前にアップした。そして、記者会見の直後から再生回数が急増した。グリア博士の記者会見の映像は200万回近い再生がある。CGはそれに引っ張られるようにして再生されている。こうした状況を意図的に創出しようとしたグループがいたとしたらどうだろうか。
あからさまなプロパガンダではないだろうが、特定のグループが知らせたい何らかの情報が盛り込まれているような気がしてならない。そう思ってしまう筆者は、すでに何らかのバイアスにとらわれているのだろうか。もう一度、じっくり映像を見てみようと思う。
宇佐和通
翻訳家、作家、都市伝説研究家。海外情報に通じ、並木伸一郎氏のバディとしてロズウェルをはじめ現地取材にも参加している。
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