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「地球平面説」や「有人月面探査はなかった」と信じる人々の間で、次にホットな話題はなんと、「国際宇宙ステーションは水中にある」とする説だ。その真意とは?
ここ数年さまざまな陰謀論が注目を集めたが、信じるかどうかはともかく、一般の人の耳に届くほど社会的に認知されたものに「地球平面説」がある。その名の通り、地球は平面かつ円盤状であるという主張だが、これは古代の人類が至極当然のこととして受け入れていた宇宙観であり、文化史的にはリバイバルとも言える現象だった。
とはいえ現代において、ともすれば失笑を誘いかねない話がここまで広がった背景に、現代科学やその権威に対する疑念と不信があることは間違いないだろう。コロナワクチンやアポロ計画に関する陰謀論もまた然りだ。

そして今、この系譜に連なる新たな陰謀論が登場し、地球平面論者や有人月面探査はなかったと考える人々の間で急速に支持を広げているという。
それはずばり「国際宇宙ステーション(ISS)は水中にある」というものだ。
地上から400km上空を7.9km/秒(28,000km/時、1日に地球を約16周)のスピードで飛行している国際宇宙ステーション(ISS)。1998年に建設が始まり、2011年7月に完成した巨大な有人実験施設で、当初は2021年までの運用とされていたが延長を繰り返し、現在のところ2030年に運用終了となる計画だ。そんな施設が、実のところ宇宙ではなく水中にあるとは、いったいどのような理屈なのか?
「ISS水中説」を支持する人々が指摘するのは、さまざまなメディアを通して伝えられる宇宙飛行士たちの姿に、明らかに怪しい点があるということだ。たとえば、船外活動中に宇宙服の周囲から気泡のようなものが出て、それが立ち上っていく光景が確認されたという。
@passthejellos NASA has some explaining to do! When are the lies going to end? #foryoupage #foryou #fyp #space #conspiracy #nasa #moon #science #flatearth #stars #astronaut #sun #conspiracytiktok #earth #globe
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また、船内にいる宇宙飛行士の髪が(無重力で逆立っているのかと思いきや)固まって微動だにしない点、さらにくるりと1回転する宇宙飛行士が着ているシャツの一部が不自然に引っ張られているように見える点なども、(ヘアスプレーやハーネスを使った偽装であり)彼らが無重力空間にいないことの証拠だという。
他にも数々の疑問点を総合し、「ISS水中説」では国際宇宙ステーションが宇宙空間にいることを否定するとともに、全てはNASAが地上に作った巨大なプールのような施設で、CGをフル活用しながら作られた映像に違いないと見なしているのだ。

もちろん、この疑惑について意見を求められたハーバード大学の天体物理学者ジョナサン・マクダウェル氏は、AP通信の取材に対して「まったく価値のない話」「これが捏造だと主張する者は愚かで無知だ」とバッサリ切り捨てている。
宇宙服から出た気泡のようなものは、おそらく塵や氷の粒子であるとのことだが、そもそもその説明で納得できない人々が「ISS水中説」を支持するわけで、ただ切り捨てるだけではなく、さらに丁寧な解説が必要となるのではないか。NASAや宇宙開発の関係者にしてみれば面倒な話だろうが、これを機にISS内での動画について丁寧な解説が発信されたら有意義に思える。
【参考】
https://futurism.com/maniac-conspiracy-theorists-think-the-space-station-is-actually-underwater
webムー編集部
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