ロシアのアトランティス「キーテジ」の謎! 神の意志で湖に沈んだ“見えない都市”は今どこに?
邪馬台国やアトランティスがどこにあったのか依然として議論が続いているが、ロシアには湖底に沈んだ謎の都市があるという――。
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無気味な姿形の正体不明の謎の生き物UMA。UMAと遭遇し、恐怖の体験をした人は多い。忘れようにも忘れられない、そんな恐怖体験の数々を紹介しよう。
これは今から40年以上も前の昭和50年代の話。そのころ、急な病気で母方の祖父が亡くなり、ひとりぼっちになってしまった祖母のため、S子さん姉妹は夏休みの期間、茨城県にある母親の実家に泊まることになった。
母親の実家は茨城県八郷町(現在は石岡市)にあった。周囲を取り囲むように緑の山々が連なり、あたりには青青とした稲穂が並ぶ水田が広がっている。それまで街で育ったふたりにとっては見るもの聞くものすべてが珍しかった。
物怖じしないS子さんの姉は、すぐに地元の子供たちと仲よくなり、明るくなると家を飛びだし一緒に遊ぶようになった。
近くにある川へ行ったり、田んぼのあぜ道を歩いたり、自然に囲まれたこの土地はどこへ行っても遊びあきることがない。
そんな中で、子供たちのお気に入りの場所は近くのお寺の境内だった。境内にはいくつもの遊具が設置してあり、どこへ行っても最後はそこで日が暮れるまで遊んでいた。
そんなある日のことだった。
いつものように遊びに出かけるとお寺の境内で遊ぼうということになった。お寺に続く山道を歩いて、山門の石段のところまで来ると、S子さんの姉は、横の茂みの間に太く茶色い大木が倒れているのを見つけた。
「こんなところに倒れているなんて危ないな」
何気なくそんなふうに見ていると、突然大木がぬるりと動きはじめた。
びっくりして目を凝らすとそれは大木ではなく、鱗に覆われたとんでもなく太くて長い大蛇だった。大蛇はうねうねと動きながら茂みから這いだすと、自分たちのいる道のほうへと這いだしてくる。
太さとしては1メートルもあるだろうか、子供だったらひと息で飲まれてしまいそうなくらいの大きさだ。
S子さんの姉は大蛇がこちらにやってくるかもしれないと思い、静かな声で「すごく大きな蛇がこっちにやってくるよ」と周りにいる友だちに声をかけた。
ところが近くにいた友だちは「大蛇なんて日本にいないよー」といって、まったく相手にしてくれない。S子さんの姉は必死に蛇の方向を指し示した。蛇は茂みから出てゆっくりと道を横断している。
「え、どこどこ?」
S子さんの姉に促され友だちが道の先を見るが、だれにも大蛇は見えていないらしい。
そうこうしているうちに大蛇は巨体を動かしながら参道を渡ると反対側の茂みへと消えていった。
結局、蛇を見たのはその一度きりで、その後は見ることがなかった。
それから40年あまり経った2021年のこと。S子さんは久しぶりに姉と母の実家へ向かっていた。本当は途中にある道の駅のスイーツが目当てだったのだが、せっかくここまで来たのだから母親のお墓参りでもしていこうということになったのだ。
そのとき、以前父から母の実家近くに大増城というお城があったという話を聞いたことを思い出した。幼いころは遊ぶのに夢中で、そんなことにも気がつかなかったねとふたりで話しながら、帰りがけに市役所に立ち寄ると大増城に関わる資料をもらって帰宅した。
帰宅後もらってきた資料を見るとお城自体に関する記述はほとんどなく、安土桃山時代から伝わる周辺の記録が載っていた。
「あっ!」
それを見ていた姉が小さな声を上げた。
「これ、あそこのことだ……」
姉が指さす記事を見てみると、そこには「人食い橋/蛇塚」と書かれていた。
時代は親鸞聖人のころ。このあたりには大蛇がいて、時折旅人の生き血をすすっていたという。その話を聞きつけた親鸞聖人がやってくると、大蛇は女性の姿になり「私の前世は業の深い人妻でした」と語ったという。大蛇は親鸞聖人によって成仏させられ、そこに蛇塚と命名したと書かれていた。
あのとき見たのはきっとこの大蛇に違いないとS子さんの姉は思った。
果たしてその大蛇が実体だったのかどうかはわからないが、今でも間違いなく大蛇を見たと彼女はいう。

西浦和也
不思議&怪談蒐集家。実話怪談の調査・考察を各種メディアを通じて発信。心霊番組「北野誠のおまえら行くな。」や怪談トークライブ、自身のYouTubeなどで活動する。
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