あの「イルカがせめてきたぞっ」で知られる伝説の本! 小学館『なぜなに学習図鑑』は「異界」への入り口だ!/初見健一・昭和こどもオカルト回顧録
昭和のオカルトブーム時代、世の中には子どもをオカルトの世界に誘うさまざまなゲートが用意されていた。思わぬところに開いた入り口から、子どもたちは異界の魅力を知ったのだ。
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秋山眞人/羽賀ヒカル 著
大終末・2030年に向けて、日本人が取るべき道とは
著者のひとりである秋山眞人氏は、いわずと知れた、日本を代表する超能力者。「日本を楽しくする計画」を推進する、国際気能法研究所の所長も務める。
もうひとりの羽賀ヒカル氏は、東洋思想・神道研究家で、YouTubeチャンネルの「神社チャンネル」を運営している。「北極老人」と呼ばれる謎の超人の薫陶を受けて、この世界に足を踏み入れたという。
本書は、そんなふたりが、直観力の磨き方から終末予言、縄文時代とパワースポット、そして聖徳太子の予言書とされる『未来記』まで、さまざまな話題を縦横に語り尽くした、対談書である。
秋山氏によれば、聖徳太子の『未来記』のとある一節は、「2030年、国連軍対ロシア・イスラム連合軍の最終決戦が、中国の奥のほうで起る」と解釈できるという。
そして今後、この2030年に向けて、あらゆることが加速してゆく。AIの進化による人間の感性の喪失もそのひとつであるし、また「経済崩壊、戦争、天変地異などが続いていく」ことになるというのだ。
そうした危機の時代に、「世界のひな形」たる日本および日本人の取るべき道、果たすべき役割とはいったい何なのか。
その鍵は、われわれひとりひとりが、日常生活において直観力を磨いていくことにあるという。本書には、そのためのヒントが、ちりばめられている。繰り返し熟読したい。

(月刊ムー 2024年3月号掲載)
星野太朗
書評家、神秘思想研究家。ムーの新刊ガイドを担当する。
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