「死ぬために生きている人々」の死生観とは!? インドネシアのトラジャ族の墓と葬式を現地取材/小嶋独観
珍スポを追い求めて25年、日本と世界を渡り歩いた男によるインドネシア屈指の珍スポ紹介!
記事を読む

主人公は生き返ったミイラ!?
ピラミッド建造中の不慮の事故で死亡した若き神官セティは、魂となって冥界におもむき、死後の審判を受けることになる。ところが冥界の神から「心臓に欠けがあるため審判を受けることができない」との予想外の宣告をうけてしまう。自らの心臓を取り戻して審判の機会を得るため、セティは現世に復活。ミイラとなった体を駆使して欠けた心臓の行方を探すのだが、このとき現世はもうひとつの大事件に揺れていた。先王のミイラがピラミッドのなかから忽然と消え、別の場所に出現するという怪事が発生していたのだ。やがてこの事件の裏側に、エジプト王国、ひいては現世の存亡を左右する巨大な陰謀の影が浮かびあがってくる……。
第22回『このミステリーがすごい!』大賞の大賞を受賞した本作、舞台は新王国時代の古代エジプトで、しかも主人公は死から復活したミイラという大胆な設定。冥界の神も登場するし、人々は“よみがえり”を当たり前に受け入れる……と、本格ミステリーでありながら、あの世とこの世が断絶なく存在するふしぎで魅力的な世界観が作品全体にあふれている。
欠けた心臓、そして王のミイラをめぐる謎の解明に心躍りつつも、いつの間にかまるで水木しげる作品の世界にいるような不思議な感覚を体験できてしまう、唯一無二の小説だ。

『ファラオの密室』(白川尚史著、税込1,650円、宝島社)
webムー編集部
関連記事
「死ぬために生きている人々」の死生観とは!? インドネシアのトラジャ族の墓と葬式を現地取材/小嶋独観
珍スポを追い求めて25年、日本と世界を渡り歩いた男によるインドネシア屈指の珍スポ紹介!
記事を読む
正解!
正解は「D:富士王朝」
記事を読む
神を見た者の視界とは?「顕神の夢―幻視の表現者―村山槐多、関根正二から現代まで」展が愛知県・碧南市で開催へ
話題の「神」展示が愛知県碧南市へ!
記事を読む
クラブツーリズムPASSのムーコラボ講座で体験する「旅のムー的リアリティ」を高める!
普通の観光旅行では 物足りない!? ミステリー情報を愛する「 ムー」読者のための「旅の講座」がクラブツーリズムパスでスタート。3つの講座で学べば、旅先の光景がムー的に変わる!
記事を読む
おすすめ記事