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黄金の国宝建造物が上野の東博にやってくる!
東北地方はかつて、日本の「辺境」とされた土地だった。その風土の厳しい「みちのく」の地に、仏の教えによる平和な理想社会「仏国土」を建設するという想いのもと造られたのが、岩手県・奥州平泉の「中尊寺」。天台宗・東北大本山の寺院であり、東北地方現存最古の建造物である。
その由緒は嘉祥3年(850)、比叡山延暦寺の高僧慈覚大師円仁(じかくだいしえんにん)によって開かれたことに始まる。そして12世紀のはじめ、奥州藤原氏初代清衡公(1056〜1128)によって大規模な堂塔の造営が行われ、のちに国宝建造物となる「金色堂」が天治元年(1124)に上棟した。

金色堂は、数ある中尊寺の堂塔の中でもとりわけ意匠が凝らされ、極楽浄土の有様を具体的に表現すべく、往時の工芸技術が集約された御堂である。なお、中尊寺創建当初の姿を今に伝える唯一の建造物でもある。
2024年は、この金色堂上棟から900年というメモリアルイヤー。これを記念し、東京・上野の東京国立博物館で「建立900年 特別展「中尊寺金色堂」」が1月23日から開催される。
本展では、普段は金色堂の中央にある須弥壇(しゃみだん)に安置されている国宝の仏像11体が、一堂に展示される。須弥壇の中でも最も重要という、中央壇にある仏像が揃って寺外で公開されるのは初めてのことだ。さらに、かつて金色堂を荘厳していた国宝・金銅迦陵頻伽文華鬘(こんどうかりょうびんがもんけまん)をはじめとする工芸品の数々も紹介される。


また、会場内に設置された約7m幅の大型ディスプレイでは、8KCG技術によって金色堂とその内部を原寸大で再現。これはNHKと東京国立博物館が共同開発したもので、世界遺産・平泉の迫力のある文化と歴史の粋を楽しめるようになっている。


なお、中尊寺建立の趣旨は元々、11世紀後半に東北地方で続いた戦乱(前九年・後三年合戦)で亡くなった生きとし生けるものの霊を、敵味方の別なく慰めることだったそう。戦乱で父や妻子を失い、骨肉の争いを余儀なくされた清衡公の「非戦の決意」でもあったという。不安定な世界情勢のニュースも流れる昨今、都内近辺にお住まいの方は、上野へやってきた11体の黄金の仏像に平和を祈願しに行くのも良いのではないだろうか。

「中尊寺金色堂 建立900年特別展」
会期:2024年1月23日~ 4月14日
会場:東京国立博物館 本館特別5室
主催:東京国立博物館、中尊寺、NHK、NHKプロモーション、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁
後援:天台宗、岩手県、平泉町
協賛:SGC、光村印刷
公式サイト https://chusonji2024.jp/


杉浦みな子
オーディオビジュアルや家電にまつわる情報サイトの編集・記者・ライター職を経て、現在はフリーランスで活動中。
音楽&映画鑑賞と読書が好きで、自称:事件ルポ評論家、日課は麻雀…と、なかなか趣味が定まらないオタク系ミーハー。
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