日本屈指の巫女・中井シゲノの足跡を追う!(1)/松原タニシ超人化計画
事故物件住みます芸人の松原タニシが「超人」を目指す新シリーズ開始。 初回は「中井シゲノ」の足跡をたどる!
記事を読む

ゲーム雑誌「ファミ通」とのコラボでムー的ゲームをお届け!
初夢はどうでしたか? 2024年で最初にご紹介するのは、夢の内容というよりもあなたの寝具がベッドかどうかのほうが重要かもしれません。『Darkness Under My Bed』は、眠っているときにベッドの下に何かの気配を感じてしまう好奇心と寝静まった夜の寝苦しい気配を、そのままアドベンチャーゲームで表現したかのような逸品。
ベッドの下に気配を感じたあなたは、気になるので調べたい。でも、わざわざそのためだけに起き上がりたくはない。なので、ドローンに手を伸ばして、遠隔操縦でベッドの下を調べます。しかしベッドの下は、あなたがいま想像している広さをはるかに超える迷宮のようなのです。正直往年のダンジョンRPGを彷彿とさせるくらいの広大さなので、ペンを手にメモしながらじっくり調査しないといけないレベル。
本作で垣間見ることになる、「ベッドの下の世界」の表現は、ゲーム業界でも類を見ないほどに異様です。なにしろ、ほぼすべてが実写手作りのセットで構築されているのですから。
段ボールや写真、紙やぬいぐるみなどの集積で構成された悪夢的な領域なのです。そう、ベッドの下には無意識が横たわっていたかのように。
ポイントアンドクリックでドローンを操縦しつつ、気になるところを調べていくことで、ベッドの下の世界の果てにある眠れぬ夜の無気味な気配の深奥へとたどり着くことはできるのでしょうか。ホラーな演出は少ないのでご安心ください。しかし得もいわれぬ闇の領域へ深く歩を進めていくことの本質的な悪夢体験は存分に堪能できましょう。あ、ベッドで寝ている方にはとくにおすすめです(筆者は布団派でしたがとっても楽しめました)。

Steam 700円
© DesertFox
本作のムー民度 ★★★★☆
(月刊ムー2024年2月号)
藤川Q
ファミ通の怪人編集者。妖怪・オカルト担当という謎のポジションで、ムーにも協力。
関連記事
日本屈指の巫女・中井シゲノの足跡を追う!(1)/松原タニシ超人化計画
事故物件住みます芸人の松原タニシが「超人」を目指す新シリーズ開始。 初回は「中井シゲノ」の足跡をたどる!
記事を読む
いざアガルタへ… 天才画家・村山槐多にインスパイアされた地球空洞説映画「火だるま槐多よ」が12月23日から公開
天才画家・村山槐多にインスパイアされたアヴァンギャルド映画は、地底世界の理想郷を目指す……
記事を読む
ナマのオカルトで世界を批評せよ! 「復刊地球ロマン」による”平地人”へのメッセージ/ムー前夜譚(3)
70年代の大衆的オカルトブーム最後の花火として1979年に打ち上げられた「ムー」。ではそもそも70年代に日本でオカルトがブームとなった背景は? 近代合理主義への対抗が精神世界という言葉以前の現実問題だ
記事を読む
火だるまの子供が現れたら火事に注意! 災いの前に兆しあり/黒史郎・妖怪補遺々々
災いは突然訪れるのではない、事前に何らかの〝兆し〟があるものーーなかには、背筋も凍るような不可解なものが現れる! ホラー小説家にして屈指の妖怪研究家・黒史郎が、記録には残されながらも人々から“忘れ去ら
記事を読む
おすすめ記事