フェアリーやノームが誘う幻惑の異世界~入り口は全国区/平成UMAみやげ
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ゲーム雑誌「ファミ通」とのコラボでムー的ゲームをお届け!
初夢はどうでしたか? 2024年で最初にご紹介するのは、夢の内容というよりもあなたの寝具がベッドかどうかのほうが重要かもしれません。『Darkness Under My Bed』は、眠っているときにベッドの下に何かの気配を感じてしまう好奇心と寝静まった夜の寝苦しい気配を、そのままアドベンチャーゲームで表現したかのような逸品。
ベッドの下に気配を感じたあなたは、気になるので調べたい。でも、わざわざそのためだけに起き上がりたくはない。なので、ドローンに手を伸ばして、遠隔操縦でベッドの下を調べます。しかしベッドの下は、あなたがいま想像している広さをはるかに超える迷宮のようなのです。正直往年のダンジョンRPGを彷彿とさせるくらいの広大さなので、ペンを手にメモしながらじっくり調査しないといけないレベル。
本作で垣間見ることになる、「ベッドの下の世界」の表現は、ゲーム業界でも類を見ないほどに異様です。なにしろ、ほぼすべてが実写手作りのセットで構築されているのですから。
段ボールや写真、紙やぬいぐるみなどの集積で構成された悪夢的な領域なのです。そう、ベッドの下には無意識が横たわっていたかのように。
ポイントアンドクリックでドローンを操縦しつつ、気になるところを調べていくことで、ベッドの下の世界の果てにある眠れぬ夜の無気味な気配の深奥へとたどり着くことはできるのでしょうか。ホラーな演出は少ないのでご安心ください。しかし得もいわれぬ闇の領域へ深く歩を進めていくことの本質的な悪夢体験は存分に堪能できましょう。あ、ベッドで寝ている方にはとくにおすすめです(筆者は布団派でしたがとっても楽しめました)。

Steam 700円
© DesertFox
本作のムー民度 ★★★★☆
(月刊ムー2024年2月号)
藤川Q
ファミ通の怪人編集者。妖怪・オカルト担当という謎のポジションで、ムーにも協力。
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