島田秀平×三上丈晴で妄想が捗るファーストバイトを激写! ムー創刊44周年を祝う特大ギミック付きケーキが届いた件
10月9日に生配信された「ムー旅SP LIVE」はご覧いただけただろうか? あらゆるミステリーに迫る中、異彩を放っていたのが「祝!ムー創刊44周年特大ケーキ」である。三上編集長をはじめ出演者たちも驚き
記事を読む

世界の神話や伝承に登場する幻獣・魔獣をご紹介。今回は、北欧で人とも深く交流した妖精「トロール」です。
北欧諸国、特にノルウェーやデンマークの伝承に登場する妖精の一種であるトロール。通常は小人とされるが、まったく逆に巨人とされることもある。
文学者ホルヘ・ルイス・ボルヘスによれば、元来はヨトゥンヘイムに棲み、戦神トールと戦った巨人族が「無骨なトロールに変えられた」という。かつての土着宗教における神々や崇高な存在が、新宗教との抗争の過程で不当に貶められるという話は、幻獣や妖怪のような存在には常について回る。
民間伝承におけるトロールは親切で人付き合いがよく、人間との間で気前よく金を貸し借りするなど、友好的。ただし盗癖もあり、しばしば金品のみならず、女性や子供なども盗んでいく。また姿を不可視化したり、自在に変身したりといった魔力を使うこともある。さらに未来の出来事を予知し、人間に富を授けたり、また奪い去ったりすることもできるなど、さまざまな能力を持っている。

「分類学の父」と称される著名なスウェーデンの博物学者カール・フォン・リンネが、このトロールに関する報告を受けていたことは意外に知られていない。1764年、スウェーデン軍のアンデルス・スパルフェルト大佐が、スヴェン・イェンソンという兵卒に関する特別軍法会議の詳細をリンネに提供した。それによれば、このイェンソンは入隊以来、24年にわたって幾度となく軍務や行軍を抜けだしては、森の雌トロールと定期的に性交を繰り返していたというのである。このトロールは人間のような姿をしていたが、目が飛び出しており、毛のような長い尾を持っていたという。
当時はまだスカンディナヴィアの奥深い森にこのようなトロールがよく出没するという話が広く信じられており、学者の中にすら、トロールこそが北欧の国々の先住民であったが、人間によって辺境に押しやられ、今ではこの実例のようにほんの少数しか生き残っていないのだ、と主張する者さえいた。だが、有尾人の存在自体は信じていたらしいリンネ自身も、この奇怪な話に関してはほとんど相手にせず、アカデミーの紀要に掲載することも拒否している。

松田アフラ
オカルト、魔術、神秘思想などに詳しいライター。
関連記事
島田秀平×三上丈晴で妄想が捗るファーストバイトを激写! ムー創刊44周年を祝う特大ギミック付きケーキが届いた件
10月9日に生配信された「ムー旅SP LIVE」はご覧いただけただろうか? あらゆるミステリーに迫る中、異彩を放っていたのが「祝!ムー創刊44周年特大ケーキ」である。三上編集長をはじめ出演者たちも驚き
記事を読む
悪疫退散! 神仏探偵と疫病除けスポットを巡って霊的防御完了!?/石原まこちん・漫画ムーさんぽ
緊急事態宣言にも至った2020年記事を再掲載。 目黒界隈の「悪疫除け」スポットを巡る「ムーさんぽ」、案内人は神仏探偵の本田不二雄さん! 外出自粛のなかでの寺社めぐりとは……? (2020年4月30日記
記事を読む
空海の両界曼荼羅と対面! 奈良博の総力を挙げた「空海 KŪKAI ― 密教のルーツとマンダラ世界」開催
密教世界を眼前にし、曼荼羅を体験せよ!
記事を読む
バズりたいとおさん 4コマ漫画「オカルとおさん」
月刊ムーで人気連載中の石原まこちん作「オカルとおさん」をwebムーでも公開!
記事を読む
おすすめ記事