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テレビ局を舞台に、テレビ業界にまつわる怪談を語り合う……。FCC(フジクリエイティブコーポレーション)主催の「恐ろし夜会」Vol.2で、電波には乗せられない、霊的にも人間的にも恐ろしい話が公開された。
トークライブハウスからバーやカフェの一角、屋外のスペースなどなど、怪談イベントの開催場所は多様。今回取材した「恐ろし夜会」もまた怪談イベントではあるが、場所はフジテレビ本社屋内特設会場となっている。テレビの収録スタジオで怪談番組、心霊番組を撮影するのではなく、怪談イベントの場所がテレビ局の中、というのが特色だ。
VOL.2となる今回のテーマは「あなたの知らないテレビ怪談」。
出演者は芸人のナナフシギ(大赤見ノヴ、吉田猛々)と、あの心霊番組「世界の怖い夜!」を手掛け、現在はYouTube「デニスの怖いYouTube」のディレクターを務める千葉龍氏。つまり「恐ろし夜会」vol.2は、テレビ関係者がテレビ局内でテレビにまつわる怪談を語り合ったイベントだったのだ。
クローズドな場での内容なので、会場で明かされた怪奇譚の数々をここで詳細に伝えることはできないが、かいつまんで「恐ろし」具合を紹介しよう。
「テレビ怪談」と聞けば心霊番組を連想するが、その期待通り、千葉龍氏はTBSの心霊映像番組「世界の怖い夜!」などの現場でお蔵入りとなった事例を紹介。番組に寄せられた「家族が動物霊に憑依された」相談をもとに行ってみると、そこにはまさしく動物に憑依された人物がいたという。異常な身体動作や生肉にかぶりつく姿を見せつつも、実はそれは……。そういわれると怪談好きならヒトコワ(人怖)ジャンルを連想する展開なのだが、異常すぎる事態に「やはり霊障では?」と思考が一回転するエピソードだった。
お蔵入りといえば、吉田猛々氏もテレビ番組で没になった怪談を披露。とある番組で霊障により没になったものの、「もう霊が悪さをしなくなった」ために解禁された話だ。……どういう意味で「悪さ無し」なのかは不明だが、心霊スポット探訪がもたらす悲劇的な結末はTHE怪談。
大赤見ノヴ氏が語った、フジテレビという現場を踏まえた怪談は強烈だった。フジテレビでの番組収録の際にスタッフからヒアリングを重ねたことで見えてきた怪談で、異音、怪音に不可解な女性の姿が複数の証言や霊能者の視点で一か所に集約されていく。さらにフジテレビそのものの歴史にも触れてしまう顚末には会場が凍り付いていた。もし次回があれば、その「現場」を写真だけでも見たいものだ。

個人的には、愛知県の心霊スポット廃墟の呪いが「ワリカンである」点が気になった。大勢で行けば祟りも少ないということは、霊の影響は計量できるエネルギーということになる……。
などなど、ノンストップ怪談の90分。第3回の日程やテーマも期待したい。
「恐ろし夜会」公式サイト
https://osoroshiyakai.com/
webムー編集部
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