晩年の取材で見せた”素顔の五島勉”と時代の”ストーリー”/初見健一・昭和こどもオカルト回顧録
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珍スポ巡って25年、すべてを知る男による全国屈指の“珍寺”紹介。今回は熊本県熊本市の弓削神宮と弓削法皇社。うず高く積み上げられた男女の性器が物語る人間の業の深さに唖然!

南阿蘇から島原湾に流れる白川、その中流域に川を挟む形で弓削神宮と弓削法皇社の2つの神社が鎮座している。両社ともその名の通り弓削道鏡に端を発している。

弓削道鏡といえば女帝である孝謙天皇と懇ろになり自ら皇位に付こうとした人物。その道教の巨根伝説から、この2社も男根信仰が現在でもなされているのだ。例えば弓削神宮。


そこには数多くの男根や女陰が奉納されている。


一般的に男女の性器を奉納する習俗といえば子孫繁栄、五穀豊穣を祈願するのだが、ここでは浮気封じのために奉納するのだという。

見れば奉納された木製の男根や女陰にはおびただしい数の釘が打ち込まれていて、もうパチンコ台と釘バット状態と化している。



うず高く積み上げられた男女の性器を見ていると人間の怨念、そして業の深さを改めて感じざるを得ない。
小嶋独観
ウェブサイト「珍寺大道場」道場主。神社仏閣ライター。日本やアジアのユニークな社寺、不思議な信仰、巨大な仏像等々を求めて精力的な取材を続けている。著書に『ヘンな神社&仏閣巡礼』(宝島社)、『珍寺大道場』(イーストプレス)、共著に『お寺に行こう!』(扶桑社)、『考える「珍スポット」知的ワンダーランドを巡る旅』(文芸社)。
珍寺大道場 http://chindera.com/
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