新1000円札にプロヴィデンスの目を発見!!/MUTube&特集紹介 2024年11月号
金融支配を目論む秘密結社フリーメーソンの暗号か!? 新札に仕組まれた暗号の真意を三上編集長がMUTubeで解説。
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岐阜の山奥ににも、神社とはまるで無関係の謎の三柱鳥居が鎮座するという。はたしてその正体とは? 三上編集長がMUTubeで解説。
本誌の熱心な読者なら、三柱鳥居という存在はご存じであろう。
普通、鳥居は2本の柱と、上部でそれを結ぶ貫と鳥木により成り立っている。鳥居はたいてい神社の前に建てられていて、参拝者はここを通って境内に入り、参拝をすますと出る。しかしそもそもは、鳥居は神様が通る門である。神道には正中という言葉がある。参道の中央は神が通る道であるというのだ。
ところが、三柱鳥居は3本の柱で造られていて、上から見ると三角形が形成されるものである。つまり、一般的な参道、参拝者が出入りする門とは別の意味を持つものと思われる。
ならば、いったいその3本の柱の意味とは何なのだろうか。これについてはいままでにも議論され、さまざまな説が提唱されている。
その際、最初に議論の対象となるのが、京都市右京区太秦に鎮座する木島神社(正式名称・木島坐天照御魂神社、通称・蚕の社)の元糺の池に鎮座する三柱鳥居である。
実は現在、三柱鳥居は全国に10か所存在している。しかし、そのいずれもが比較的新しく建てられたものである。木島神社の三柱鳥居がそれらの原型であり、これより古い三柱鳥居は存在しない。だから三柱鳥居がどういうもので、どういう歴史を持つのかを研究するときに、木島神社の三柱鳥居が中心となるのは必然なのである。
木島神社の由緒書きによると、この三柱鳥居は全国唯一の鳥居である、とされる。もともとここにしか三柱鳥居は存在しなかった、ということだ。続けてこう記される。
「鳥居を三つ組み合わせた形体で中央の組石は本殿ご祭神の神座であり、宇宙の中心を表し四方より拝することが出来るよう建立されている。創立年月は不詳であるが、現在の鳥居は享保年間(約三百年前)に修復されたものである。一説には景教(キリスト教の一派ネストル教約一三百年前に日本に伝わる)の遺物ではないかと伝われている」
太秦という土地は、そもそも3~4世紀ごろに大挙日本に渡来してきた秦氏の本拠地であり、秦氏は景教というキリスト教を拝するユダヤ人だったという説がある。景教とは唐時代の中国の呼称で、キリスト教ネストリウス派のことである。三柱鳥居はその遺物だというのは、本当だろうか?
景教は、キリストの神性と人性の区別を明確にするべきだと主張し、正教のいう三位一体説に異を唱え、ヨーロッパを追われた。そして5世紀ごろにペルシアからインド、中央アジア、中国へと伝わったキリスト教の一派である。
唐の長安には大秦寺という景教寺院があったが、大秦は太秦に似ており、しかも秦は秦氏であるという。ただし、景教碑には「父なる神を妙身、御子を分身、聖霊を証身」と記されていて、明確には三位一体を否定していない。そして木島神社に建つ三柱鳥居は、その三位一体を形で顕したもの、つまり父、御子、聖霊の三本の柱が上でつながっていることを意味している、という説も存在する。
そのことが木島神社の由緒書きに明記されていることから、日ユ同祖論の痕跡として注目を浴びているわけである。
だが、木島神社の三柱鳥居の歴史は意外にも浅い。鬼沢正著『三井の縁故社寺』には要約するとこう記される。
「(木島神社は)渡来人秦氏ゆかりの神社で推古天皇12(604)年勧請とする。木島神社は一旦荒廃したが、正徳3(1718)年、新町家(三井三男家)台所役の江尾市兵衛という男に木島神社の神職株を買わせ、名を神服日向守宗夷と改めさせ再興、これを三井家の祈願所とした」
ただし日向守は神服家を創設したわけではなく、同社代々の神服家を継いだものであるらしい。三柱鳥居が木島神社の神池である元糺の池に修復されたのはこのころのことで、この鳥居も三井家の寄進によるものである。
寄進された三柱鳥居の原型だが、これは三井本家となる北家の庭に三井家の祖霊社である顕名霊社が鎮座していて、その前に建っていた鳥居が三柱鳥居なのだという。
これが文献上遡れる最古の三柱鳥居だが、木島神社の神池に建つ三柱鳥居の形が、神社が荒廃する以前から存在したものかどうかは不明である。もしも三柱鳥居が三井家発祥なら、景教説の根拠は薄くなる。だが、その場合には、三柱鳥居はなぜあのような形をしているのか、なぜ三井家なのか、そこにはどのような意味があるのか、そして起源はどうなっているのかなど、多くの謎はそのままだ。
ところが数年前、筆者のもとにおもしろい情報が届いた。それは岐阜県の山の頂上で、いつからあるのか、なぜそんなものがあるのか、村の長老たちも知らない古い三柱鳥居を見たという証言であった。
(文=中山市朗)
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webムー編集部
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