生きては出られぬ家を作る「七つのカフカ」という方法/黒史郎・妖怪補遺々々
ホラー小説家にして屈指の妖怪研究家・黒史郎が、記録には残されながらも人々から“忘れ去られた妖怪”を発掘する、それが「妖怪補遺々々」! 連載第64回は、新年のめでたさからかけ離れた、だれでも作ることがで
記事を読む

今回は、九州のある地域に代々伝わるという「洞呪術」の継承者で、幼少期から祓い、鎮め、浄め、拓き(開運)を修めてきた「き りん」さんに取材。まじないをするときの心得と、初心者にも簡単に実践できるまじないを伝授してもらいました。






龍神山岳信仰に由来する「嶽啓道」唯一の継承者で、「まじない屋きりん堂」を主宰するき りんさん。女性から女性へと口伝で継承される術だそうで、その記憶力にも驚かされます。 「まじないは時代に即したものであれ、と教えられたので、道具は工夫して検証して探っていきます。実験のくり返しです」 その人のルーツをたどることも、ときには必要になるとか。 「ある芸能人に相談されたとき、先祖をさかのぼったらイギリス人が出てきました。そこでバテレン法を使ったら、スパッと霊障がとまりました」 生年月日も、まじないや占いには重要な要素です。 「個人の器は、船にたとえることができます。生年月日で船の形が決まるのですが、大型船の人もいれば、カヌーくらいの人も。大きい船がいいとは限りません。小さい舟は小回りがききます。その人が生きていく環境で動きやすいのがベターです」 起業して成功したり、人を巻き込んで大きな案件の仕事をしている人は、たぶん大型船の人生なのでしょう。 船には「運玉」と呼ばれる、その人の持つ運のエネルギー体が乗っているそうです。運玉同士のクッション剤になっているのが「霊氣」だとか。 「金運、人財運、健康運などいろいろありますね。生来の運を使いこなせていたら、その人らしい生き方になります。でも、自分の持っている運氣を生かさないと、運玉は寂しがってすねてしまうんです」 「人財運」をたくさん持っていた某有名音楽プロデューサーは、お金ばかりを追い求めために人財運の運玉がひび割れてしまい、船も壊れて運氣が下がってしまったとか……。自分の顔など、見える部分だけケアしている場合ではなく、運玉も磨かなければ、と思わされました。 「金運だけを求めると、逆に他の運玉を傷つけて、運が低下することも。運玉がすねると貧乏神になってしまいます」 まるでゲームの設定のようですが、運玉は大事です。じつは私の運玉も人財運がメインだとか……。投資に不勉強なまま大金を投じたため、損益が膨大になったのは、金運だけを求めたからだと反省。運玉に即した生き方を心がけます。
辛酸なめ子
漫画家、コラムニスト。芸能界から霊能界、セレブから宇宙人まで独自の視点で切りこむ。
関連記事
生きては出られぬ家を作る「七つのカフカ」という方法/黒史郎・妖怪補遺々々
ホラー小説家にして屈指の妖怪研究家・黒史郎が、記録には残されながらも人々から“忘れ去られた妖怪”を発掘する、それが「妖怪補遺々々」! 連載第64回は、新年のめでたさからかけ離れた、だれでも作ることがで
記事を読む
“両面宿儺の音声ナビ”で円空仏を知る! 旅する修験僧・円空の彫った神仏があべのハルカスに集合(4月7日まで)
「呪術廻戦」の両面宿儺を知った人も注目!
記事を読む
悪夢、因縁、霊能力。先読み不能のホラーコミック/界賀邑里『たまわりの月』
320ページの大ボリューム!
記事を読む
髪が伸びる日本人形が“良い事”を招く!? 『真・事故物件2』主演女優の実体験に驚愕!
いま注目の映画『真・事故物件2—全滅—』。前作を上回る過激さがウリの本作でW主演を果たした、女優の窪田彩乃と海老野心はオカルト体験も豊富だった――!
記事を読む
おすすめ記事