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「笑いヨガ」は、インド人医師マダン・カタリア氏によって1995年に体系化された笑いのエクササイズ。1年足らずで全インドに広がり、今や世界120か国に実践者がいる。心を晴れやかにし、NKキラー細胞を活性化させ、運気も上げるというこのエクササイズを辛酸なめ子氏が実践したところ……!?








笑いヨガ(ラフターヨガ)のティーチャー、長嶋美奈子さんは、つい最近もインドの合宿に参加して笑いヨガの知識を深めてきたそうです。笑いつづける合宿、なかなかディーブです。
「創始者のマダン・カタリア先生は、笑いは魂の音楽、とおっしゃいます。言語が違っても笑いは音として波として通じます。また、笑っている間は思考など余分なものが外れて、笑いに意識が集中します。笑いは、宇宙法則への道筋のひとつです」
笑いは意外と崇高な行為だったようです。でも実際の笑いヨガは敷居が高くなく、だれでも楽しくはじめられます。
「宝くじが当たった笑い、いらないものを捨てる笑い、相撲笑い、サイレント笑い、シェイク笑いとか、いっぱいあります。カタリア先生は、『笑いヨガは完成ではありません』とおっしゃっているんです。皆がいろんなものをつくって自由にやっていってね、というスタンスなので、どんどん増えています」
と、長嶋さん。明るい笑顔が自然と出ていて、まわりの空気が軽くなります。一方で、笑いヨガを家でやっていたら、同居している家族がいる場合は怪訝な目で見られそうですが……。
「最初は驚かれるかもしれませんが、笑いの伝達力は速いんです。奥さんが笑いヨガにいくときに旦那さんが車を出してくれたり、娘さんも笑いヨガをはじめたりと、理解を示してくれるようになったという話をよく聞きます。私たちの魂は笑いたがっているんです」
日本人は、江戸時代はよく笑う民族だったそうですが、今はあまり笑わないイメージです。明治維新を支えた厳格な儒教の影響でしょうか。
長嶋さんは、「日本に笑いを取り戻したいです」と使命感を漂わせます。そして取材中も次々と笑いのミッションが……。
「では、意味なく1分間、笑ってください」といわれてやってみましたが、1分間があまりにも長く感じられました。でも、最後の瞑想で、ほほ笑みを浮かべながらまわりや自分の幸せを祈る時間が心地よかったです。
帰宅後、LINEで意味もなく「アハハハ」と打ってみました。まずは無理なく自分にできる笑いからはじめて、笑いに慣れていきたいです。
辛酸なめ子
漫画家、コラムニスト。芸能界から霊能界、セレブから宇宙人まで独自の視点で切りこむ。
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